痛みを感じて初めて認識する
滲む手のひらはもがく 震える指、解ける

奥から溢れた感情 崩壊して
音もなくただ静かに 無意識へと落ちる

過ぎ行く光景 まるで他人事
凍える身体さえ気が付けずに

蒼き焔が燃えている 鼓動はそのままで
叫ぶ眼が突き刺さる 黒い天井
五感が雑じり合い遠く響いて
それが何か判らないまま 全て消える


恐怖を覚えてようやく認識する
眩む平衡感覚 乾いた声、絡まる

先端から潰れた衝動 反響して
仄暗い水底へ沈む 真実など無意味

怯える気配 浮かぶ痕跡
拡げたその向こう 境界線

侵蝕は目前に 散り往くその心
変異する概念と 裂く後遺症
時間が逆巻いて夢を繋いだ
これが何か解らなくても いずれ融ける


頭の中で処理出来ぬほど
速度を増して膨張してゆく

停まらない信号は それでも訴える
埋まらない空虚さが 充たす万象
器官が解き放つ原形抱いて
それが何か理解した瞬間 全て終わる

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • 作者の氏名を表示して下さい

存在認識LIMITED

たまには男子向きな詞で。
いや、本当はミクとかリンでも良かったんですけども。
レンっぽいかなぁ・・・と個人的に。

内容は難解なんでしょうか。
10代に戻ったつもりで書いてみました。
タイトルで物凄く悩みましたが、個人的には気に入ってます。

前のバージョンで全ひらがな表記版が読めます。

閲覧数:136

投稿日:2008/10/05 04:38:09

文字数:409文字

カテゴリ:歌詞

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