箱の中 ゆらぐ空白
何処か 行き場も無いと知る
いつか 掠めた言の葉
わたしは 顔を忘れてた
宝箱の中身には 存在なくしていた空白
空白を彩ってゆく 絵筆はいずこ
あちこちで響く手拍子の渦は
鬼さんこちらと誘(いざな)って
近づいたのか 遠ざかったのかは
何処までも曖昧なまま
ぐらり 傾いた指標
弱い 心に蟲巣食う
ひらり 裏返した嘘
誰に 見破られる訳も無し
冷たい毒に浸した 己(おの)が足の感覚でさえ
今では嘘か真か 見分けられない
あちこちで燻る残像は
鬼さんこちらと誘って
上か下 右か左 どこか
知らない場所まで来てた
こちら側 鮮明な衝動
虱潰しに道を探す
あちら側 罅割れた羨望
虱潰しにも 飽きた
あちこちに積もる感情の灰
焼却炉から追い出した
何も無い空白に戻って
彩りは宙に解けて
あちこちに人気の無い廃墟
白い壁が迷路作った
一つだけ空白の場所が
暖かくそこにあるだけの
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