最近、他になにもしてないなぁ…
私は考える。最近のする事といえば家事か、これ。つまらない人生を歩みつつあるといえば、そうかもしれない。また、人の羨む人生を歩みつつあるともいえる。どっちのなだろうか。少なくとも、常人の楽しみでないことは確かだ。どうしてこうなったんだろう。いや、後悔はしていない。だってこれは、自分のためじゃなくて人のためにやっているのだから。
私だって暑くないわけないんだ、こんな夏。ただあいつにだけは引けを取りたくないというか…優位な立場でいたいって感じなのか…うまく言い表せない。
あいつにこんな姿を見られたら、どうなるだろうか。私を軽蔑するのか。もうこんな私とは一緒にいられないと出ていってしまうのか。現時点ではばれてないから、今後も隠しつつ続けていこう。そう思いながら、目の前の現実を必死にこらえていた。この光景を認めてしまっては、もう今までの生活には戻れなくなってしまう気がしたから。今はこらえて、目の前の男を満足させればいい。提供金額と見合った行為をしてやればいい。
心まで売らずに、体を売る。そう、売春だ。私は常習犯なのだ、売春の。悪いって自覚はあるよ……なんてこと、今の私は考えていない。心を許したあいつに真っ先に捧げたかったこの体。まさかこんな形になってしまうとは思っていなかった。それだけに心の歪みが大きかったのだった。
「あっ、ああぅっ……!何かきちゃう…」
男がおおきく脈打つと、私もシンクロしたように体を痙攣させる。私は男にされるがままになっていて、何か熱いものが体に流れ込んでくるのを感じた。
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かたつむり
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こ、これは・・・・後悔はしませんでした・・・。
でも、リンがまさかそんなことをしているとは思ってなかった・・・。
意外な展開・・・!!!
2010/08/29 16:05:57