誰の目にもとまらなかった
ボクの歌が届いたんだ
かつてない無限のパワー
胸の中にひろがったんだ

ひとりぼっちで
暗い部屋の
片隅でうずくまった
唯一聞こえる音は
ボクが泣きじゃくる
弱々しい声でした

あなたがくれた
一つの優しい歌が
狭い狭い部屋から
ボクを引きずりだしたんだ

まだまだ先は見えないけど
少しずつわかり始めているよ

誰かに気付いてほしくて
あの時僕は叫んだんだ
その気持ちを今歌にして
空の彼方へと飛ばすよ

流れ行く旋律に
日々は変わり始めた
一人ぼっちのボクは
もうどこにもいなかったんだ

ありふれた日常でも
色を塗るのはボク自身だから

今だれかの背中をそっと
押してあげられるような
歌を歌いたいんです
あの日のあなたのように

眩しい人にはなれなくても
ボクはボクが好きでいられたなら
それがやっぱ最高だろう？

思い通りになんてならない
この美しい世界で
今日もボクは歌うよ
優しい優しい歌を
全身全霊を込めて
歌うよ！
あなたにもとどいていますか？