#79「勘違」
翌日、天気がいい
ただ、孤児院の中が心なしかどんよりとしている
義弟や義妹たちは、いつも通り、元気なのだが、ミクがややぼんやりとしている
完全に僕のせいなのだが……
レンもリンちゃんが心配なのか、どこかイライラしている
そして、僕もミクへの罪悪感と、リンちゃんが森に帰っていたらどうしようと考えていた
「じゃぁ、今日は森の中を探してみる」
「あ!待って!カイト兄!」
出かけようとしたら、ミクに呼びとめられた
そして、ミクに引っ張られて、僕たちは玄関を出て外に出た
「あのね……昨日、マイちゃんが出て行ったのは、私のせいかもって言ったの覚えてる?」
ミクが真剣な目でそう言った
「え?……あ、あぁ!確かにそう言ってたかも!」
正直、昨日はあの一件でその話は忘れていた
「実はね……」
ミクが重い口を開いて、リンちゃんとあったその日の出来事を話してくれた
四日間、僕とリンちゃんが一緒にいたということを知ったことを……
自分が嫉妬して、リンちゃんにあたってしまったことを……
そして、自分がリンちゃんを傷つけてしまったことを……
「私……ほんと……自分勝手で……」
ミクがうつむく
「そうか……」
これでなんとなくわかった気がする……
なぜ、リンちゃんがいなくなったのか……
「……リンちゃんがいなくなったは、ミクのせいだけじゃないんだ。僕のせいでもある。」
「……どうして?」
「……それはいえないけど」
きっと、リンちゃんは、【やっぱり、人間と妖精が一緒にいては駄目】と思ってしまったんだと思う
リンちゃんは、ここにいると迷惑になると思ったに違いない
過去、リンちゃんは宮中を追い出されている
迷惑をかけるということは、【嫌われる】もしくは【見捨てられる】とまで思っているかもしれない
リンちゃんにとって、一人になることは、自分を守る唯一の方法なんだ
「カイト兄……やっぱり、マイちゃんが大切?」
ミクが僕から目をそらしてそうきいた
「当たり前だろ。それに……僕が守ると約束したんだ。大事な【家族】なんだから!」
「え?……家族?」
「あぁ!もう、リンちゃんも、ミクと同じ家族だ!そうだろ?」
僕のその言葉に、ミクはポカンとしていた
「え……え、ええ?ちょ、ちょっと待って……え?じゃ、じゃ、じゃじゃじゃ!」
ミクが、なぜか慌てている
「もしかして、カイト兄とマイちゃんって……ほんとに何にもないの!?」
「え?いや、だから、家族って……」
僕にはミクが慌てている理由がわからない
「だだだ、だとしたら、私……マイちゃんに、なんてひどい事を……」
ミクが頭を抱えている
「ど、ど、どうしよう……私、マイちゃんの言葉……信じてなかった……」
僕にはわからないが、ミクが混乱している
リンちゃんの言葉?一体、なんのことだろうか?
その時、森の方から誰かが走ってくるのが見えた
その人影は見たことのある人のものだった
「ル、ルカさん!?」
そう、それは妖精の世界にいるはずのルカさんだった
コメント2
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しるる
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ご意見・ご感想
Turndog~ターンドッグ~
ご意見・ご感想
にゃ―――――――――――――!!?
るるるるるるるるルカさん再登場とかこれは大波乱の予感が!!
…なんて内容をなぞることしかできないTurndogですwww
ヒマがないうえに言いたいことは大抵↓の方々が率先して言っちゃうから何も書くことがない(おいそれはダメだろ
いやもちろんここまでのもちゃんと読んでましたよ!(勉強しろよ受験生追い込みの時期だろ
ただ下に感動的なイズミ草さんのコメントがあると私の稚拙な言葉を書くのがためらわれてしまうというか云々(黙れよ言い訳小僧
…はい、すんませんwww本体のパソコンにロックかけられ親が寝た後でないと使えなくなったので更にコメントできなさそうです(泣
2012/11/01 00:50:44
しるる
なんにもないのに、ルカさんがでてくるはずがないという感じになってしまっているのかww
いや、まぁ、なんかありますけどww
携帯電話という手も……←
2012/11/01 01:02:21
イズミ草
ご意見・ご感想
どどどどどどどうして!?
ルカさんが!!?
エエ?あれ、ナンデ?
あまりのルカさんの衝撃に薄れてましたが
ミク、間違いだって気づけてよかった。
リンちゃんのことだから、大丈夫
きっと許してくれるさ。
それからもっと仲良くなればいいんだよ(何様
2012/10/31 06:42:23
しるる
ルカの衝撃!w
このまま、のほほんと終わるのもありでした……
が!過去にフラグを立ててしまっているので、回収しにいきます!
というわけで、次回、急展開!!w
2012/10/31 18:45:45