枯れ草の匂いの中
音もない灰色の空
君にあうまで僕は眠るよ
深く深く僕は眠るよ

遠い海と空の架け橋を
誰かが作っていたんだ
そんな話を聞いた君は
僕に行こうとせがんだ

そんな場所へは行けないだろう
そう言って僕は諦めてた
君は悲しそうな顔で
ごめんなさいと涙零した

本当は 本当は
僕も行ってみたかった
だけど、僕らは
ここでしか生きていられない
小さな小さな命だった

ある日、君は僕に言った
私がそこを見てくるから
あなたは此処で待っていて
そしてあなたに伝えるから

僕は君を止められなかった
悔やむだけの弱虫で
僕は君の背中を見送り
そして静かに泣いていた

やがて季節は移り変わり
涙もとうに枯れ果てた
そして待とうと決めた僕は
何度目かの春を迎えた

いつか僕の待ち人が来て
僕の名前を呼ぶのなら
僕は知るだろう
この世界に色があることを
艶やかな七色があることを

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

アイリスの歌

改変不可となっておりますが、改変可能です。

譜割をしてみた。
上手く出来なかったorz

(そもそも、これは詩にもなってないので、その時点で問題なんですけどー)

閲覧数:537

投稿日:2008/07/02 13:57:26

文字数:391文字

カテゴリ:歌詞

ブクマつながり

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