枯れ草の匂いの中
音もない灰色の空
君にあうまで僕は眠るよ
深く深く僕は眠るよ
遠い海と空の架け橋を
誰かが作っていたんだ
そんな話を聞いた君は
僕に行こうとせがんだ
そんな場所へは行けないだろう
そう言って僕は諦めてた
君は悲しそうな顔で
ごめんなさいと涙零した
本当は 本当は
僕も行ってみたかった
だけど、僕らは
ここでしか生きていられない
小さな小さな命だった
ある日、君は僕に言った
私がそこを見てくるから
あなたは此処で待っていて
そしてあなたに伝えるから
僕は君を止められなかった
悔やむだけの弱虫で
僕は君の背中を見送り
そして静かに泣いていた
やがて季節は移り変わり
涙もとうに枯れ果てた
そして待とうと決めた僕は
何度目かの春を迎えた
いつか僕の待ち人が来て
僕の名前を呼ぶのなら
僕は知るだろう
この世界に色があることを
艶やかな七色があることを
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laf_hern
<A>
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私は君 貴方は僕
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<B>
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(嘘ぶいても、尚)
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77°c
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鮮血の雨に 悦喜して
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蒼き神 その神は
嘆きの声を切望し
悲痛な声に 歓喜して
哀れな悲劇を創り出す...五つの神
紅い人形
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