君のそばにいるよ 夢なら覚めないで
雨上がりの街が  黄昏に染まっていく

僕はここにいるよ 雨と夢の後で
君のいない夏が  今年もまた過ぎ去っていく

僕と君の日々は  柔らかな陽だまり
不確かな未来が  続くと信じていたのに

濡れた君の頬に触れて気付いてしまった
失うこと 忘れたこと
もう二度と戻れないや

遥か彼方  君は何処か
僕は何故か 胸が軋む
夢の先は  もう見えない
永遠なんてどこにもない
不確かに残るぬくもり

塞ぐ僕の淀む世界
夏の夜に溶けて消えた
忘れちゃいけなかったこと
もう一度会いたいや

君は遥か彼方の人
僕の胸は 今も軋む
夢の先でまた会えたら
運命だって信じてみるよ

繰り返した夏が曖昧に過ぎ去って
分かってはいたんだ
もう君はいないこと
それでも何度でも
届きはしなくても
不確かな空へ
君の名を叫ぶよ
確かなものはぬくもり
君がくれた 柔らかな光

巡り巡る時を越え
いつかのあの夏の日へ
君と探した未来は
夜の先で優しく揺れるの

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

Ambiguous

十代の「曖昧」な心情を夏の終わりに溶かしてみました

閲覧数:82

投稿日:2023/10/30 21:58:21

文字数:438文字

カテゴリ:歌詞

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