妙に褪せて写った君と花束
夏、窓辺には風

あぁ、心も体も空っぽだから
空の青さが目障りだ

もうさ、愛だ夢だって陳腐な言葉で
僕の心に踏み込んで来ないでくれ

思い出なんて 面影なんて
どうせいつか忘れるんだ
仰ぐ空、雲一つない 藍に溺れる
なぁ、知ってたんだ わかってたんだ
君も本当は偽物だ 知りたくなかった
もう忘れさせてよ

とうに消えてしまった
夢にすがったまま時間だけが過ぎて

夏と共に枯れた花、君と雲
俯けば薄くなる影

あぁ、愛も夢も、負けるかって駆けた日も
本当は全部、意味のない事だったのかな

思い出なんて 面影なんて
視ても涙流すだけだ
仰ぐ空、雲一つない 藍に溺れる
なぁ、知ってたんだ わかってたんだ
この胸が痛むだけなら 知らなきゃよかった

もうさ、わからないんだよ
振り返ってみれば、ほら
取るに足らない嘘ばかりだ
綺麗な日々の思い出の残渣が まだ頭をよぎるから
あの日から立ち止まっているんだ
もう歩き方も忘れたよ

思い出なんて 面影なんて
抱えるだけ邪魔なゴミだ
仰ぐ空、雲一つない 藍に溺れる
なぁ、夢ってなんだ 愛ってなんだ
それで世界救ってみろよ
嘘ばっかだ、全部

夢も愛も思い出も
もう忘れさせてよ

思い出なんて 面影なんて
どうせいつか忘れるんだ

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

藍に溺れる

オリジナル楽曲「藍に溺れる」の詩です。
動画リンクは下記のとおりです。
youtube : https://youtu.be/AXsEDiXObbo
niconico : https://nico.ms/sm37297023

閲覧数:341

投稿日:2020/08/16 16:54:33

文字数:552文字

カテゴリ:歌詞

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