時間を重ねて知識が積もって
誰かに何かを教える事があって
正しい答えを話しているときも
急に貫くような問いをされてる

分からないって言うのは簡単で
なんだろうって考えるには浅はかで
知らないから知りたいってだけで
どこまでも遠く旅をするような


他人と知り合い智恵を詰め込み
誰かが何かを知ってると思って
詳しい知識を身につけていても
不意に殴られるような問いがされてる

知らないよって言うのは安直で
どうしてかなって聞くには軽率で
見えないから見てみたいだけで
いつまでも智の海に漂うような


小さな子どもに問われたんだひとことだけ
「もういない人を私はなぜ知ってるの?」って
私には答えられない不思議な問いかけ
それが親戚でも世界中の偉人でも

「覚えていたら嬉しく思ってくれるかも」って
それは回答になってないただの感想
しばらく無言のまま少しして納得して
お礼だけ言ってどこかに行っちゃったけど


気軽な疑問も無責任な回答も
気持ちにザクザク深く刺さって
どう言えば良かったかなんて
どうしようも無い無駄な反省

あんな風に無遠慮に思うままの不思議を
誰かに素直に差し出してあげたくなる
問えばそこに回答が存在すると信じて
目を輝かせて解が出るのを待ちたくなる


残酷な真実でも構わないから
聞かせてよ君の答えをって

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

little re:quest

閲覧数:146

投稿日:2021/07/24 23:09:07

文字数:568文字

カテゴリ:歌詞

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