歌いなさい
私の籠の中
その美しい
声が枯れるまで
甘く香る恋の歌
耳元で囁くように
赤色桃色混ぜ合った
果汁の弾けるよう
さあわたしに捧げなさい
あなたの恋ごと
透明な籠を
もっと広くして
あなたのあの子も
入れてあげましょう
求めなさい
わたしの指の先
そうお仕置きよ
歌を忘れたら
ぴたり馴染むデュエットを
見せつけて御覧なさいな
青色吐息で握り合う
手のひらはぐれるまで
ほらわたしに求めなさい
ふたりの憧れ
透き通る籠に
気付くこともなく
高みのその人
混ぜてあげましょう
らんらららら
らんらららら
歌声は止まない
やがて病むまで
もうわたしに捧げなさい
心の芯まで
開いてる籠を
出てくこともない
指先ひとつで
理想あげましょう
いつしか私の指揮する歌で
世界に愛を満たしましょう
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