岸辺に咲く百合は
淡く色づきだして
失敗作だって
皆が白に塗り替えた 全て
ああ夜に紛れて
それを抱いたのは誰
顔も知らない君に
心惹かれてやまない
内にひそんで消えぬ
これを恋と呼ぶのか
なにもわからないままに叫んだ
あの百合の色を教えて
咲ききった後の
きっとそれが答えだから
この水面そっと映して
その時の顔を映して
きっとそれが答えだから
夕日に照る花は
いまだ名前も持たず
通り過ぎた人の
足跡だけが染みていた 黒く
ああ風が誘って
夢に触れたのは誰
声も知らないままに
胸の奥底響いた
答え彷徨い求む
これが恋でいいのか
君を知らぬままだけど苦しい
あの百合は何を見てたの
枯れ落ちた後に
きっとそこに答えがある
この胸の奥で揺れてる
忘れない夢の面影
きっとそれが答えだから
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