ミク「失礼します。咲音先生か羊音先生はいませんか?」
先生「羊音先生ならいないけど、咲音先生ならいるよ」
サリア「ありがとうございます」
5人は職員室に入る。
メイコ「あら?終音くん達、どうしたの?」
シュウ「咲音先生、セラフ星って星を聞いた事ありませんか?」
メイコ「セラフ星?もしかして、ルカが言ってた星の事?」
チロル「知ってるんですか?聖歌音さんの故郷の星を……」
メイコ「えぇ……宇宙船だけで行けるんでしょう?リルティア・ドレヴィス・セラフェンジェルさん?」
リルナ「どうして私の本名を……」
メイコ「ルカから聞いたのよ。あなたの本名もあなたの産まれた星も……そして、あなたに課せられた宿命もね……」
なんと、メイコはリルナの事を全てルカから聞いていた。
サリア「咲音先生……聖歌音さんに課せられた宿命ってなんですか?」
メイコ「彼女は奇跡の歌姫と呼ばれていて、彼女の歌声に特別な力を感じたでしょう?」
ミク「感じました……」
メイコ「彼女の歌声に秘められている特別な力を狙ってる集団がいるのよ……代々の奇跡の歌姫もそうで初代の奇跡の歌姫……恵音エミもそうなのよ……」
リルナ「私の歌声にそんな力が……」
メイコ「それを護るのは………終音くん、あなたよ」
シュウ「俺!?」
メイコ「いざと言う時に聖歌音さんを守れるのはあなたしかいないのよ終音くん……」
シュウ「いや、何故俺なのですか?」
ミク「同棲してるからじゃない?」
メイコ「ミクの言う通りよ」
シュウ「分かりました咲音先生!俺がリルナを守ります!」
メイコ「ありがとう終音くん」
すると、チャイムが鳴った。
メイコ「さぁ次の授業に行きなさいね?」
5人「失礼しました」
5人は職員室を出て、シュウとチロルは数学に…リルナとミクとサリアは音楽の授業に参加した。
☆
リン「あ、ミク姉にリル姉にサリアちゃんだ!」
ミク「リンちゃんも音楽?」
リン「うん!」
リルナ「音楽の先生は誰なんですか?」
サリア「音楽の先生は弱音先生だよ」
すると弱音先生が入って来た。
ハク「音楽は弱音ハクが教えます……よろしくおねがいします」
生徒一同「よろしくお願いします弱音先生!」
授業が始まった。
☆
ハク「今日の授業はここまでです。ありがとうございました」
生徒一同「ありがとうございました!」
生徒達はそれぞれの教室に戻る。
男子生徒A「リルナちゃんってホント歌うまいよね」
女子生徒A「どうすればそんなに上手くなるの?教えて!」
リルナ「えっとぉ……」
3人は会話をしながら教室に戻って来た。
第5話へ続く
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