#25-3「みんな大好き、野次馬」



レンの悲鳴を聞いたテト、ミク、リンがレンの部屋のドアを開けようとした

しかし、あかない…鍵がかかっているようだ


「レン君!どうしたの!?大丈夫?!!」

「レン!レン!」


ミクとリンがドアをたたきながら、中にいるだろうレンに向かって叫ぶ


「ちょっとどいてください!はぁぁ……とりゃ!!!」


ズカーン!!!
レンの部屋のドアがテトの蹴りで吹き飛ぶ

三人が部屋の中に入ると、レンがテイに羽織締めされていた

レンから返事がない所を見ると、気絶しているようだ


「レン君!!」


ミクがその様子見て、思わず名前を呼ぶ


「テイ!やめなさい!レン君を放しなさい!!」


テトが大声で叫ぶ


「うるさい!私とレン君はずっと一緒なのよ!レン君と一緒にいられるならなんだってするわ!!」


テイが大声で言い返す


「テイ!来て早々、問題を起こさないで!」


テトが必死に説得する

そして、メイコやカイトたちもレンの悲鳴とドアを蹴破る音を聞きつけて、何事だと駆けつけていた


「ちょっと…これはなんなの?」


メイコが部屋の荒れようを見て、そうにいった


「テイ!あなたはいつもそうやって……少しはあたしの身にもなりなさいよ!」

「うるさい、【ばばあ】は引っ込んでろ!!」


テイのその一言にテトの動きが止まった

次の瞬間から、辺りに重苦しい空気が漂う

ゴゴゴゴゴゴゴゴと音が聞こえそうなくらいの気迫をテトが発する


「………」


ミク達は、あまりの緊迫感に言葉を発せずにいた




そして、リンが瞬きした瞬間だった

テトが一瞬でテイの後ろに回り込んで、テイを羽織締めにした


「ちょ…は、放せ!くそ【ばばあ】!!」

「……【ばばあ】……いうなっていったよね」


テトがそっとテイの耳元で低く囁く

そして、テトは腕に力を入れてテイを気絶させた





あまりの一瞬の出来事に、ミク達は茫然としていた


「!!!…レ…レン!!」


リンは、はっとして倒れたレンのもとに駆け寄った


「レン!レン!」

「う……うん…」


レンが目を覚ますと、目の前にリンの顔があった


「うわぁぁぁぁ!」


レンは驚いて、飛び起きた


「よかった…レン君、元気そうだね」


ミクはそっと胸をなでおろした






「さぁ…あなた、これは一体どういうことかしら?」


メイコが冷たい目でテトを見た

テトは目を伏せた


「めーちゃん、とりあえずその握り拳をほどいて、下で話をきこうよ」


カイトが2人の間に入った


「君もいいよね?」


カイトは笑顔でテトに向かってそういった


「……はい。あ、でもちょっと待ってください」


テトはそういうと、気絶したテイを縄でぐるぐる巻きにして担いだ


「お待たせしました…いきましょう」



ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

みんなでボーカロイド観察(仮)#25-3

正体を現しましたねwww

ここで、彼女の紹介
健音テイ
テトと同じくボーカロイドではなく、偽物w
UTAU内だと、デフォ子、ルコ、モモ、リツなんかも有名ですけど、個人的にはその一角を担っている人物だと思ってます!ww
ヤンデレっていう設定で、レン君が好きで好きでたまらないという公式設定www
あとは、25-2で自己紹介していた通りで、19歳やら、なにやらww
今回はヤンデレ感をほんわりとしか出してませんが、ピアプロだし、こんなもんかと自重しましたww

ちなみに私はテイも好きです
ダークな感じがたまりませんww 声もかわいいんですよww


これ、前に私がつくったトークロイドです
テトとテイがしゃべりますw
ちなみにクオリティは泣けるくらい低いですww
声がどんなものか、気になる人だけ見てくださいww
http://piapro.jp/t/WTkb
[しんしんと降る雪をみて]

閲覧数:404

投稿日:2012/02/17 13:46:10

文字数:1,222文字

カテゴリ:小説

  • コメント1

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  • june

    june

    ご意見・ご感想

    私もテイの声好きですよ!

    テイは好きな(亜種ありで)キャラランキング3位ですよw
    ちなみにリツも3位www

    テト…手馴れているな……?w

    2012/05/31 18:33:54

    • しるる

      しるる

      テイかわいいですww
      あのダークなところが……個人的にはリンちゃんもおそってほs(自重

      手慣れてますww

      2012/06/01 01:54:15

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