「ふぁ~~っ。………。」
眼が覚めたとき、時計は6時だった。別に、いつもと同じなんだけど………。
正直…昨夜、何があったのか覚えてない………、ていうか、毎晩覚えてない。
なにしろ………、毎晩のように焼酎(ワンカップ)を飲んでるからだ………。
しかし、不思議なことに、アル中(アルコール中毒)にならない……………。
隣を見ると、カイトは、まだ寝ていた………、それも普段と変わらない。
いつものように、練習室へと向かい、新曲の練習をしようとしていた。
しかし―――、
「……あっ、メイコ姉…おはよう。」
「………、ミ……ミク?……おはよう。」
そこには、ミクがすでに来ていた。普段は、まだ寝ているはず………。
「…歌の練習?」
「うん。今日は、いつもよりも早く眼が覚めたから、たまにはいいかなぁ~って。」
やっと納得した。って、そんなことくらい、誰でもあるわね……。
「そっか……何を練習してるの?」
「『青い閃光(ライン)』。サビ近くの高音域が、難しくって………。」
楽譜を見せてもらった。確かに、サビ近くが5オクターブ(通常+2オクターブ)まで来てる。
「あぁ~っ、それはむずいですね~。」
「完全に、他人事じゃん。って、他人事か……。」
「えぇ~っ、『他人』だなんて…水くさいな~ぁ。」
といいつつ、笑っていた。
いっときしてから、こう提案してみた。
「練習、付き合ってやろうか?」
…けど、ミクは、すでにデビューして2年経っている。もう、私やカイトの実力さえも超えているだろう……。
でも――
「うん、お願い!」
満面の笑顔で頼むミクに、久々に練習に付き合った。
練習を終えたとき、8時になっていた。
結局…久々で嬉しかったのか…2時間も続けてしまっていた。
「あぁ、疲れた~。メイコ姉、おんぶ~。」
冗談まじりで『おんぶ~』って……あんた……何歳よ……。
「えぇ~、冗談にもほどがあるでしょ。」
「えへへ。」
そして、リビングへと行った時には、すでにみんなが起きていた。
「おはよう。」
「おはよう。」
奥のキッチンで皿を洗っていたルカは、普通に返してくれたが。
「おは………」
「ミ、ミク姉!?」
テーブルに座っていたリンとレンは、やっぱり驚いた。
「う~ん?おはよう。リン、レン。」
普通にミクは返したが……やっぱり謎だった見たく……。
「なんで、メイコ姉におんぶしてもらってるの!?」
「ていうか、どうして、そうなったんだ!?」
完全な反撃(なんの?)体制に入っちゃった……。
そこに、ちょうどリンの横にいたカイトが割り込んだ。
「まぁ、たまにはいいじゃないか。」
そして、ソファーでニュースを見ていたがくぽも。
「時には、初心に帰るのも、いいことでござるぞ。」
「そうそう。がくぽの言う通りだ。」
うま~く、2人を説得してくれたが………。
「何気に、悔しいんでしょ…カイト………。」
「えっ!?」
がくぽの隣にいたグミが、一気にカイトを見つめる。
「そ……、そんなこと……ないってば!」
「カイト兄さん、照れてる~。」
「きゃわいい!!」
「だから、そんなこと、ないってば~~あっ!!」
こうして、カイトさんは、二人の妹(??)から、からかわれるのでした……。
「メイコさん、ご飯できてますよ。」
「あっ、ルカ。ありがとう。」
「ルカ姉。私の分は~?」
ミクちゃんが、人さし指を唇にあてながら、聞いてきた。
……って、聞く必要もないんじゃ………。
「作ってないわけないじゃない。テーブルの上よ。」
「ありがと。」
こうして、普段と変わらない日々が進む中……、メイコさんは、気づいてないわよね……。
というか、気づかれたら……困る………。
私は、ここにきて、まだ一年も経ってないけど…、メイコさんはさすがに、直感がさえてそうだからなぁ~………。
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