遠い。遠い。国から。

君は君は来てくれたんだ。

このつまらない僕だけのために。


存在さえ消えそうなこの世界で。

誰も気づいてくれるとは思ってなかった。

「もう僕は、存在がないんだな」と。

独り言を呟いては。

そんな時君から電話が来たんだ。

「元気?」

だなんてつまらない言葉

「元気」

で返すつまらない言葉

「君にあいたいんだ。」

とも、言えない弱虫な僕は君に


思いを隠していたんだ。


君に伝える勇気があればいいのに

そんなこと言える気がしないよ!

だって、君には、思っている人が

いるんでしょ?

どうなの?

気になって隠せない気持ち。


君が外国に行ってから何年だろう?

悲しみもとうに



忘れてたんだ。


旅立つときになぜ言えなかったのだろう。

君に伝えたかったな。

気持ちを。


「じゃあね」

と言われ悲しくなる。

「またな」

と言って余計に悲しくなる。

「待って」

なんて君に言えない弱虫な僕は

君に思いを隠してたんだ。


そこまでの、勇気は僕にはないよ!

あったらいいなと何回も思ったよ!!

君はきっとここに

くるよね?

こないの?

と疑問で返す。



何年待っていたって。

君を愛す。絶対に。


君はこの僕の場所に、

今来てくれたんだ。

僕はすぐ伝えるよ。

「君が好きでした。」


「やっぱりね。言うと思ったよ。」

で返す君の言葉は

なんだか、ずっと前から知っていた感じがした。

「ありがとう」

と飛び乗られた僕は

笑顔で君に。

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • 作者の氏名を表示して下さい

「告白。」  ‐歌詞を作ってみかん‐

「僕なんかどうせ。」


と思うことありませんか?

そんな自信のない、地味で恥ずかしがり屋な人の唄。

閲覧数:71

投稿日:2012/08/06 00:09:38

文字数:676文字

カテゴリ:歌詞

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