【ミク】
気持ちよく晴れた日だった。
そろそろ暖かいというよりは暑いと言ってもいいような感じ。
そんな陽気の中をあたしは駆け足で高台まで登っていく。急ぐ必要なんか無いと解かっていても、それでも勝手に足が走り出してしまう。
早く会いたい。
そんな気持ちが抑えられなくて。
高台の広場の入り口まで来たところで、カイトさんの姿が見えた。
少し立ち止まり、呼吸を整えた。
カイトさんは、高台にある杉の木の根元に腰掛けて、小鳥と戯れていた。何羽もの小鳥がカイトさんの腕や肩に止まっていて、カイトさんはそれを優しく見つめて、優しく頭を撫でてあげたりしていた。
その姿を見て、レンくんの言葉を思い出した。
カイトさんは、生き物たらしだっていう言葉。
そして、お母さんから聞いた姫の話を。
カイトさんに歩み寄ると、先に小鳥たちがあたしの存在に気づいて飛び去ってしまった。そこでカイトさんがあたしに視線を向けて、ふわりと優しく笑う。
ああ、その笑顔は本当に、反則だと思う。
「おはよう、ミク」
「おはようございます、カイトさん」
つられるように笑顔を浮かべて歩み寄り、それからどうしたものかと立ち尽くす。一人だけ立っているのも変だし、でも、隣に座っていいのだろうか。
そんなあたしの戸惑いを察したのかは解からないけれど、カイトさんはハンカチを取り出して自分の隣に敷き、そこを示す。
「どうぞ」
「は、はい」
そこまでされては座るしかない。
隣に座りたくない訳じゃないんだし。
ああ、何だろう、すごく緊張する。カイトさんんと話すのは初めてじゃない。だけど、こんな風に改めて二人きりで話すとどうしたらいいのか解からない。
話したいこと、聞きたいことはいっぱいあるのに、何を話したらいいのか頭が真っ白で全然出てこない。
「ミク」
「はい」
呼ばれてカイトさんの顔を見れば、近い。隣に座っているのだから当然だけど、近い。きっと、今あたしの顔は真っ赤だ。
「色々、話をしなきゃいけないことはあるんだけど、まず先に言っておきたいことがあるんだ」
「なんですか…?」
真剣な顔でそう言われて、あたしも表情を引き締める。
一体何なんだろう。
カイトさんはあたしの瞳を覗き込むように真っ直ぐ見つめてくる。その青い綺麗な瞳に吸い込まれそうだ。
そんな瞳に魅入られていたせいだろう。
「ミク、俺は君の事が好きだ」
「え…?」
一瞬、何を言われたのか理解出来なかった。
カイトさんは、何て言ったんだろう。
優しい笑みを浮かべて、カイトさんはもう一度言葉を重ねる。
「君の事を、誰よりも大切だと思ってる」
「……うそ」
「嘘じゃないよ。全然気づかなかった?」
こんなにも君のことは特別扱いしてるのに。
そう言われて、思い当たらない事が無い訳ではないけれど、でも、まさか。
「本当に…?」
「うん。……ミクは、俺のことどう思ってる?」
「……どうって」
改めて問いかけられて、言葉に詰まる。
勿論気持ちは決まってる。あたしもカイトさんのことが好きだ。好きで、会いたくて、だから此処にいる。でもいざ言葉にしようとすると、何も出てこない。
「俺のこと嫌い?」
「そんなこと無いです!」
そう問いかけられて慌てて首を振る。嫌いなんてこと、ある訳ない。そりゃ最初は酷い態度をとったけれど、だけど嫌いならわざわざ会いになんて行かない。
「じゃあ……好き?」
「………好き、です。あたしも、カイトさんが好きです」
「良かった…」
そうして何とか気持ちを口にすると、カイトさんがほっとしたように笑ってあたしを抱きしめてくる。優しく、まるで労わるように。
「緊張した…」
「カイトさんでも?」
「俺でもってどういうこと?俺誰かに告白するのは初めてなんだけど」
あたしの言葉に、カイトさんは少しむっとした顔をする。別に悪い意味じゃないんだけど、言い方が悪かっただろうか。でも、告白するのが初めて、というのもなんだか信じられない。
貴族のお嬢さんのお相手をしている時でも、言わなかったんだろうか。
「言いたくても、言えなかったってことはあったけどね」
「…え?」
「聞いてくれる?楽しい話じゃないし、こうして話したいと思うのも、俺の自己満足でしかないけれど、君には知っていて欲しいと思うから。俺のこと」
「はい」
勿論、知りたい。
カイトさんのことなら何だって。解からないことは沢山ある。この前どうしてあんな風に倒れてしまったのかも、そして、あの短刀のこと。青の国のこと。
あたしが頷くのを見て、カイトさんは例の短刀を取り出す。
「…これは、俺が母から受け継いだものだよ」
「お母さん?」
「うん、母は、青の国の王女だったから」
「え、でも、青の国に王女は、もう随分生まれてないって…」
確か、そう聞いた。先代も、先々代も確かその前も、子供は男しか居なかったはずだ。そう、聞いていた。
それなのに、王女なんて、一体どういうことだろう。
「母のことは、表沙汰にされなかったからね。ずっと城の奥で隠されて育った」
「…どうして?」
「俺の祖母が、流浪の民の姫だったからだよ」
「それって…」
お母さんから聞いた、姫の話。それは、カイトさんのお祖母さんのことだということなんだろうか。まさか、と思いつつ、でもそれに納得してしまう。
「流浪の民は誰にも従わない。各地を旅して、あらゆる技術や文化を吸い取り、独自に発展して非常に秀でた芸や技術を身につけた。三国の宝を作ったのも流浪の民の一族だ。そしてその中で長の一族である姫は非常に特別な位置に居た」
「どんな生き物にでも好かれてしまうって…」
「…知ってるの?そんなに有名な話では無いんだけど」
カイトさんが驚いた表情を見せる。確かにそうかも知れない。流浪の民のことは、お母さん以外から聞いたことは無いから。
「お祖母さん…あたしの、育てのお母さんのお母さんが、その流浪の民の一族だったから…お母さんからよく話を聞いてたんです」
「……そう、なのか。凄い偶然もあるものだね」
本当に、凄い偶然だ。カイトさんが、姫の血を引く人だったなんて。
「でも、姫の血筋には女の子しか生まれないって…」
「本来はそうらしいね。…話に戻ろう。俺の祖母は、流浪の民の姫だった。そしてある日、青の王城で芸を披露した時、当時の青の国の国王は祖母を見初めて求愛した」
カイトさんのお祖母さんなら、きっととても綺麗な人だったんだろう、というのは想像に難くない。そして誰もが惹かれずにはいられない人。
一目惚れしてしまうのも、解かる気がする。
「祖母はそれを拒否し、青の国を出ようとした。けれど、国王はそれを許さず彼女以外の流浪の民を全て殺し、彼女を城の奥深くへと閉じ込めてしまった」
「そんな…酷い」
たった一人を手に入れるために、そんなことをしてしまうなんて。
「うん、そうだね。だからもう、流浪の民の一族の血を継ぐ者は俺しか残っていない」
「カイトさんしか……」
青の国の王族で、流浪の民の姫の血筋で、最後の一人。
「城に囚われた祖母は、母を生んだ。けれど、決して青の国の王に応える事は無かった。勿論、一族を殺した相手だ、なかなか好きになれる筈もないしね。けれどそれ以上に、たった一人のものになるというのは、姫の血筋に生まれた者にとって最大の禁忌とされてるから」
「禁忌…?どうして?」
「あらゆるものを魅了する血筋だから。たった一人のものになるということは、それ以外のものを裏切るということになる。そして、裏切られたものたちはそれを決して許さない。そしてそれが、大きな戦の火種になったことが、過去に何度もあったらしい」
なんだか信じられない話だ。でも、カイトさんの言うことだから、これがきっと真実なのだろう。流浪の民はそんな姫を守りながら、旅をしていたのだろうか。
「母も同じように、決して誰か一人のものにはならなかった。だから、俺が生まれたときも城の奥深くで暮らしていたんだ。出来るだけ人と接触しないように、その存在を知られないようにね」
「じゃあ、どうしてカイトさんは青の商人の家に…?」
青の国の王城で暮らしていたなら、青の商人の家に引き取られる必要なんて無かった筈なのに。カイトさんはそこで苦笑いを浮かべた。
「流浪の民の姫の血筋では男は生まれない。何代も、ずっと昔からそうだったけれど、俺は生まれた。だから生まれたばかりの頃はその血筋にとらわれないのではないかと思われてたらしい」
「…どういう、ことですか?」
「割と自由にさせてもらってた、ってことだね。母よりも城の中を自由に歩き回ることが出来たし、ガクポ兄さんともよく一緒に遊んでた」
「あ、ガクポ陛下とは、従兄弟同士になるんですね…」
「うん」
カイトさんのお母さんが前々国王の娘だというのなら、そういうことになる。
「この短刀の片割れはガクポ兄さんが持っている筈だよ」
短刀をそっと撫でながら呟く。
二つの短刀の、片割れ。
思わずあたしは自分の髪飾りに手をやる。
これのもう片方は、緑の国の城にある。
「……俺が、物心ついたばかりの頃は、本当によく一緒に遊んでた。だけど、やっぱり姫の血は強かったんだろうね、よく一緒に遊んでたガクポ兄さんに対しても姫の血は有効らしい」
「え?それって……」
老若男女問わず惹きつける姫の血筋の者なら、そういうこと、なんだろうか。
そんなあたしの考えが顔に出ていたのか、カイトさんが苦笑いを浮かべた。
「そういう事じゃないよ。まだ二人とも幼かったし、恋愛感情と呼べるものではなくて……俺のために何でもしたい、どんな事でもしたいって思う、それが一番危険なことだったから」
「危険…?」
「兄さんは、将来一国の王となることが決まってた。それなのに、俺を一番に考えて国を動かすようになっては困る。だから、俺は母さんと一緒に城を出されたんだ。兄さんに会う事の無いように」
「そんな…」
「仕方の無いことだよ。俺のために兄さんが国を乱してしまったら、その方が嫌だしね」
確かに、一国の王ともなれば、その責任は重大なんだろう。
だからって、仲の良かった従兄弟同士を引き離すなんて、何だか悲しい。あたし自身が、国のために両親と引き離されたから、尚更そう思うのかも知れないけど。
「でも、それじゃあカイトさん…。あたしに好きって言っちゃ、いけないんじゃないんですか?」
「そうだね」
自分で聞いたくせに、肯定されると胸が痛む。
そもそも、あたしのこの気持ちは、カイトさんが姫の血筋の人だからなんだろうか。だから、好きになってしまったんだろうか。
そんなことはない、と思いたいけれど。
「だけど、俺は君を忘れたくなかった。君への想いを消したくなかった。それを失くしてしまったらそれこそ俺は、色んな人を傷つけ続けることになったと思う」
「カイトさん…」
「姫の血筋を継ぐ者には呪いがかけられる。誰かに好意を口にしようとした時に発動する呪いだ。前に俺が倒れたのはそのせいだよ」
「呪い…」
何だか信じられない、呪いなんて。
でも、実際カイトさんはあたしの目の前で倒れてしまった。あの時のことを思い出すと、今でも冷や汗が流れてくる。
「でも、じゃあ、今はどうして?」
「だから、言っただろう?それでも俺は、君への想いを失いたくなかった。だから、呪いがあっても君への想いは消えることなく此処にある。決めたんだ、俺はこの想いを貫くって」
「カイトさん…」
真っ直ぐにあたしを見てそう言うカイトさんが眩しい。
ああ、やっぱりあたしはこの人が好きだ。
それが例えカイトさんに流れる血のせいだったとしても関係ない。カイトさんが好きだという気持ちだけは真実だから。
「ミク……これから先、何があるか解からない。それでも、俺の手をとってくれる?」
「当たり前じゃないですか!」
カイトさんが右手を差し出し、あたしはその手を両手で握る。
絶対に、この手を離したくない。そばにいたい。
「カイトさんが好きです。例え死んだとしても、カイトさんを好きだという気持ちは変わりません」
「ありがとう」
手を握り、二人で見詰め合う。
何だか不思議な気分だ。
初めて会ってから、まだ二週間も経っていないのにずっとこうしているような。
こうしているのが、当たり前のような。
そう思える人に出会えたこと、それが何より幸せだと思った。
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ゆるりー
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ご意見・ご感想
甘音
その他
>>エメルさん
お久しぶりですw
あちらの方でも有難うございます。
エメルさんはどういう予想をされていたのでしょうか。
やっぱり一般的に重いんですね、この話。ミクの育ての母親のお母さんは殺されてません、途中で離れて緑の国に残ったので。殺されたのは姫と一緒に旅をしていた流浪の民全て、ってことになりますね。
枝分かれして、それぞれの国に残った民も他にいるかも知れませんが、すでに離れてしまったので数としてはとらえられない、という感じです。
えー、まあ、女系とか男系とかいうのがありますが、姫の一族は女系、青の王族は男系、カイトの父親も男系の血筋だからそちらの方が強く出た、というぐらいかな。簡単に言えば、たまたま?w
兎に角今の二人にはラブラブしてもらいたいので、それはちゃんと書きたいです。
これからも頑張って書きますのでお付き合いいただけると嬉しいです。
2009/07/03 18:53:24
エメル
ご意見・ご感想
お久しぶり?です!私だって忘れてませんでしたよ~反応遅かったけど・・・
ニコ生主おつかれさまです~カイミクだけじゃなくKAITO生でも企画主やってらっしゃったんですね。
カイミク生の2回とも楽しく参加させてもらいました^^また機会があればよろしくです~
う~む、これは予想とは違っていましたね。母親の方が王族の人だったんですか。それにしても過去話、重いですね。流浪の民が皆殺しにされてしまうなんて・・・ミクの育ての祖母も殺されてしまったのでしょうか?一族から離れた者っぽいからそんなことは無いのかもしれませんね。
魔法やファンタジーではなく姫の力にも理由があるなら今まで女しか生まれてなかったこともカイトが男として生まれてきたことも理由があるんでしょうね。いろいろと知りたいことはありますよ~
過去がなんであれ、未来がなんであれ、現在の穏やかな時間を過ごせていてよかったです。このまま前回から急転直下しちゃうと悲しいだけですしね。今回カイトの血筋の話になってやや重くなりそうでしたが2人の幸せな様子を見て暖かな気持ちになれました。
謎がすべて解けてもこの先にある暗雲は晴れないですが、それでも先が楽しみですね。無理しない程度に書いていってください~ではでは
2009/07/02 22:59:06
甘音
その他
>>自給310円さん
お久しぶりです、お待たせしましたw
カイミク好きの絆は血よりも濃いですか、それはいいですww
引力というのは自分ではよく解かりませんが、そういう作家さんを知っているので気持ちはわかります、私はまだまだだと思うのですけどねw
ミクが可愛いと思っていただけたなら良かったです。
ニヤニヤって出来る場面はちゃんとそうしたいので。幸せなところはちゃんと幸せに。そうしたいので。
「生き物たらし」っていうのは実際問題どうなの、って感じですよね。そういう人が居たら怖いですw個人的には理由とか設定とかもあるのですけどね。魔法とか出てくるファンタジーじゃないので。
薄幸、とはカイト自身は思ってないと思います、多分。が、人から見れば不幸なのでしょうか、うん、その辺の基準がおかしいのかな、私は。
二人の幸せは私も祈っていますが……あくまでも歌の大筋からシナリオを変えるつもりはないのですみません、とだけ。
次回も頑張ります。
2009/07/02 10:00:33
時給310円
ご意見・ご感想
お久しぶりです甘音さん! そんな、甘音さんが忘れられてるなんてありえないありえないw カイミク好きの同志の絆は血よりも濃いのです(黙
さっそく読ませていただきましたよ~。久しぶりでも、読者を物語の中に引き込んでいくこの引力は健在ですね。引力と言うか、重力? くっ、何だこの凄まじいGは……誰か、誰か俺にレビテトを……何でもいいから浮遊魔法を……!
……はい、すいません。真面目にコメします。
まず、しょっぱなのミクの初々しさときたら! 隣に座っていいのか、どうしようかって、何食わぬ顔してサッサと座ればいいものを、そんなことで迷うなんて。あー可愛いなぁもう!
ニヤニヤしつつ読み始めたものの、中盤から後半にかけてはシリアスな展開。ん~、冗談半分でコメしていた「生き物たらし」能力ですが、やっぱり実際問題、危険なものだったんですね。そのために代々の流浪の姫の血族は悲運な人生を送って、カイト自身も薄幸な幼少時代となってしまって。んむ~。
謎解きという設定面で言えばお見事な回収の仕方ですが、物語としてはやっぱり不幸で可哀相だなぁと。まったく、これだから文章上手い人が不幸を書くのはよろしくない(ぉぃ
しかし、そんな背景がありながらの告白。くぅっ、何て切なくいじらしい2人。手を合わせて幸せを祈らずにいられないです。ん~~~、ホントにこの2人、何とかなりませんか、ねえ甘音さん?(無茶言うな)
さすがのクォリティ、面白かったです! 次回も楽しみにしています!
2009/07/01 22:19:44