汚い無数の腕が
私を闇に引きずり込む
泣き叫びながら
必死に抵抗しても
かなわない力

もしあの時
あの腕に爪を
立てていれば
私は今より
苦しまずに済んだの?

冷たい雨の降る夜
帰り道途方に暮れる私に
誰も振り向かない
通り過ぎてく
私はただ一人泣いていた

助けて、の言葉は
自分を守る為に
声にならなかった

消えていく星の数
一体いくつになっていく?
見上げても早過ぎて
数えられない

私に灯される光は無かった
月も星も太陽も空も
孤独の海が足を沈めて
悲しい気持ちを
生み出した

誰かのせいと
分かっていても
最後は苦しむ私だけ
生きることがこんなにも
苦しいならば
この先に待つのは
真っ暗な未来

笑われ叫ばれ囁かれて
居場所もない私が
いた唯一の場所
安心も出来ない
そんな心は揺れて
何度も溺れていく

雨は続くいつまでも
窓から見えるのは
苦しい風景
誰もかもいなくなれば
私は今より楽に
なれるのかな

冷たい雨の降る夜
帰り道途方に暮れる私に
誰も振り向かない
通り過ぎてく
私はただ一人泣いていた

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

Rain

雨の中苦しむ少女のお話

閲覧数:44

投稿日:2010/07/15 09:43:04

文字数:464文字

カテゴリ:歌詞

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