「普通」になりたくて 「当然」を知りたくて
虚空を掻きながら 黄昏を眺めて呟いた
「変わり者」と書かれたレッテルが いつまでたっても剥がれない
溶け込みたいとは思えども 目立つことばかりしてしまって

何が正しいの?

同じものになんてなれない なりたくたって叶わない
それならば「僕」はきっと一人だけ
違う姿のままありたい 十人十色で構わない
ボクは「僕」しかなれないから さぁ声を出せ!

ぎこちない笑い顔 震えだす腕と足
逃げ出すことばかり 真似たって歪な皮被り
ばらばらになった言ノ葉が 突っ張った声で枯れ果てて
真面目にやってて笑われて 冗談をいつも真に受けて

何が可笑しいの?

同じ人間であるのに 同じようには動けない
それならばボクは一体誰でしょう?
たった一人だけおいてかれ 受け取り手は未だ現れず
ボクは「僕」に問いかけだすの 「さぁどうしようか?」

求めてたことをふと思い返す
溶け込んだままでいる本音
ずれた感覚で描きたいことを
埋めぬ方法を教えてよ

同じものになんてなれない なりたくたって叶わない
それならば「僕」はきっと一人だけ
違う姿のままありたい 十人十色で構わない
ボクは「僕」しかなれないから さぁ声を出せ!

さぁ声を出せ!

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

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