「lily」

そんな 分かってんだよな lily
きっと 壊して仕舞えばイージー
だけどその日は雨が強くって
花束の白で染まって

今更わかり合えないよな
本音はとうに噛み殺した
二人で歩いた遊歩道
梅雨の寒さが背に染みていた

好きとか嫌いとか言い合って
些細なことも目に焼き付いて
洗面台の君の香りにも
気が付かなくて

そんな 分かってんだよな lily
きっと 壊して仕舞えばイージー
だけどその日は雨が強くって
花束の白で染まって
そっか 溜め込んでたんだ、随分
でもそれは二人のせいだ even
君は六月の雨みたいに
いつまでも泣き止まないの

君と閉塞と三人で過ごす夜は
とても堪え難いから
今日もまた酒に縋ってしまうんだ
二人とも

何にも言えなくなって
感情が烏合になって
一人きりになる勇気が
出ないのはどうして?

分かんないよ
君も僕も愛もいずれの孤独も
いつまでも続くべきじゃない事
分かっているのに
もう二度と戻れないのだろう
そんな風に考えていた
長い雨が止んで
ようやく口を開いた

そんな 分かってんだよな lily
きっと 壊して仕舞えばイージー
だけどその日は雨が強くって
花束の白も滲んで

そっか 溜め込んでたんだ、随分
でもそれは二人のせいだ even
君は六月の雨みたいに
いつまでも泣き止まないの

いいよ 君は君らしく生きて
それで 僕は許しを乞うんだ
なのに君が何処にも行かないことは
何故なんだろうか
ぱっと 空が晴れている様だ
二人の間を淡く照らした
僕はまた君の優しさとか言うのに
甘えてしまうのだろうか

lily

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
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lily - 歌詞

「lily」の歌詞です

閲覧数:125

投稿日:2021/11/07 17:53:55

文字数:688文字

カテゴリ:歌詞

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