希望のないこの世界に私は生れ落ちた
目が覚めても暗いだけの世界
目を閉じて見ている世界と
目を開いて見る世界では
どちらが綺麗なのだろう
それさえも分からず私はただ座って
天から落ちる雨を見ていた
これが神の嘆きの涙とただ信じて
道行く人はただ通り過ぎ
この雨だけが私を気にかけてくれるようだ
人はみな小さく哀れなもの
そんな人から私は生まれた
私が泣けないから代わりに
雨が私の頬を流れてゆく
まるで私のために振っているのでは
ないかとおもうくらい
目が覚めている世界は本物
目を閉じている世界も本物
二つの世界があるから
私は生まれた
この暗い世界を私の歌で明るくする為に
人がこの世界を愛せるようにする為に
私は生まれたんだ
今やっとわかったよ
世界は変われるということが
この雨音が私に教えてくれた
目を閉じた世界はきっと夢の世界
目を開けた世界はきっとそれを叶える世界なんだ
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