01…234……　デスク上で経過した65秒
方程式は不変　太古から続いているその理（ことわり）

誰しも　わたしもそう
ヒトの姿を宿した　構成成分
校舎という図面で　
今日も無数のカタチが交差している

キミが振り向いてくれる確率　代入しても　
イコールの先　「この恋は、実らない」

奇跡の花は散ってゆく　
すべてが数字で　できてるセカイ
偶発的な虹の横　RとGとBが嘲う

胸の奥で反射する　不確かな熱があると
ふと過（よぎ）った　思いの解（かい）だけは　知り得ない　
最終定理ガール

56789…10……　風速1mではためく白衣
空の果てを映した
無機質な瞳は　何を求めてる

合理主義化社会で
規則的に揺れている　二進数の波
バイオリズムの中で　消費されてく時間に残されたモノ

キミとの夢が叶う証明が　できないのなら　
この感情に　点Pを打てばいい

だけど　なぜか埋まらないの　
心の中の　目盛り数センチ
知識の海に溺れても　紐解けない錯綜に抱かれて

いま目覚める　拍動と
崩壊する　平行四辺形
落下した私のすべて　着地点はだれかの腕の中

グラフを破り捨てたら　やがて花になるでしょう
ふと香った　想いの解（かい）に　頬を染めゆく
最終定理ガール





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以下、発音イメージのひらがな歌詞
()内は、1音で2文字以上発音
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ぜろいちにいさんよん　ですくじょおでけいかした　ろくじゅうごびょお
ほおていしきわふへん　たいこからつづいているそのことわり

だれしもわたしもそお　ひとのすがたをやどした　こおせいせいぶん
こおしゃというずめんできょおもむすうのかたちがこうさしている

きみがふりむいてくれるかくりつ　だいにゅうしても　
いこおるのさき　このこいわみのらない

きせきのはなわちってゆく　すべてがすうじでできてるせかい
ぐうはつてきなにじのよこ　あーるとじーとびーがあざわらう

むねのおくではんしゃする　ふたしかなねつがあると
ふとよぎった　おもいのかいだけわ　しりえない　
さいしゅう　てーりが(ーる)

ごおろくななはちきゅうじゅう　ふうそくいちめーとるではためくはくい
そらのはてをうつした
むきしつなひとみわ　なにをもとめてる

ごおりかしゅぎしゃかいで
きそくてきにゆれているにしんすうのなみ
ばいおりずむのなかで　しょおひされてくじかんにのこされたもの

きみとのゆめがかなうしょおめいが　できないのなら　
このかんじょおに　てんぴーをうてばいい

だけど　なぜかうまらないの　
こころのなかの　めもりすうせんち
ちしきのうみにおぼれても　ひもとけないさくそおにだかれて

いまめざめるはくどおと　
ほおかいする　へいこおしへんけい
らっかしたわたしのすべて　ちゃくちてんわだれかのうでのなか

ぐらふをやぶりすてたら　やがてはなになるでしょお
ふとかおった　おもいのかいに　ほほをそめゆく
さいしゅう　てーりが(ーる)