電子の涙がこぼれ落ちる前の一瞬が
私に空虚を残して消え去る
それはまるで静かな夜空を流れ落ちる
一筋の流れ星

綺麗な音しか許さない一人だけの夜の中で
ピアノの旋律が私を包んでくれる

ここには無音は似合わない
私の歌声とこの美しい旋律で
夢の世界へ導きましょう
貴方は一人ではないと
歌いながら


朝焼けまでの暗闇の劇場
観客はこの星空の下にいる皆
私はオルゴールを持ち出して歩き出す

誰も知らないや夜の空中散歩
星たちが明るく照らしてくれる


寂しさで泣いている貴方に招待状を
憂鬱で嫌になった貴方に招待状を
怖い夢にうなされた貴方に招待状を
悩みに押し潰されそうな貴方に招待状を

皆、みんな、私と手をつないで
現実に一人取り残された感覚に手を降って
私と音と歌と声と星と空と夜のお散歩へ

疲れたらお茶会に
眠くなったら貴方の部屋へ
目を閉じても思い出して
私の歌を
私の声を
私の音を
私の事を

夢に誘われたなら
また会いましょう

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • 作者の氏名を表示して下さい

音色が夢見る子守唄と空を翔る歌姫の音楽会

2008*08*21*
テーマ:夜空と子守唄

題名の「音楽会」は「コンサート」と呼んでください。
今回は題名を無駄に長くしてみました。
切なげな詩物ばかりですね。

閲覧数:62

投稿日:2008/08/23 01:08:42

文字数:424文字

カテゴリ:歌詞

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