#8-2「みんなの知らないところでの開戦」



「ここがレンの部屋だよ」


リンはレンを連れてレンの部屋にやってきた


「ありがとうございます…えっと…お名前は?…」

「リンだよ!!リン!!ほんとに忘れちゃったの?どうして…」


リンは次々とあふれ出してくる涙を自分の袖で拭いた


「あの…リンさん…これ使ってください」


そういって、レンはハンカチを取り出して、リンに渡した


「ありがと…ぐすっ………レンは記憶がなくても優しいね…」


リンは、かりたハンカチで涙を拭いた


「リンさんは、僕のこと良く知ってるようですね。…記憶がなくなる前の僕らって、どんな関係だったんですか?」

「そりゃ、なんでも相談できるし、いつでも2人で力を合わせてきたし、2人でならなんでもできるって思ってた…最高のパートナーだって…」


リンは思ってたことを正直に話した


「そうですか。それじゃ、僕らは恋人同士だったんですか?」

「えっ?!……///」


突然の言葉に、リンは赤くなった

そして、あまりの心地よい響きのせいで、すぐに否定できなかった





コンコンコン
部屋のドアがノックされ、それに対してレンは「どうぞ」といった


「ちょっと、邪魔するよ」


そういって入ってきたのは、意外にもネルだった


「ネルさん!?」


リンは驚いたと同時に焦った、ネルはレンのことが好きということを知っていたからだ



「レン…君…もしかして、本当にボクのことも忘れちゃった?///」


ネルはもじもじしてレンに話しかけた

それを見ていたリンは不快だった


「すみません…」

「ボクは亞北ネル!君の……恋人だよ!」

「なっ!!?ちょっと!ネルさん!!」


ネルのありもしない嘘に、リンは驚き、イラッとした


「え?でも、恋人は…リンさんなんじゃ…」


先ほど、否定しなかったのでレンはリンが恋人だと思い込んでいた




「はぁ?……あっそう。そういうこと…リン、ちょっとこっちに。」


ネルはリンを部屋の隅によんだ




「あんた…もしかして、姉弟なのにレンのこと好きなわけ?」

「…っ!///」

「図星だな!まったく…記憶がないことをいいことに自分が恋人だって吹き込んで!油断も隙もないな!」

「違う!それはレンが勝手に……それより、ネルさんの方こそ、嘘でレンの気を引こうとしないでください!」


リンは、こんな手を使ってまでレンを手に入れたいのかとネルを睨んだ




「ふん!まぁ…そういうことなら、これはフェアじゃないな…。今回は訂正しておいてあげる。ただし、リン!ボクは宣言する!レンはボクが手に入れてみせる!」

「ネルさん…いや、ネル!あなたにレンはわたさない!」


そして、ここにレンをめぐっての女同士の争いが開戦したのであった



ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

みんなでボーカロイド観察(仮)#8-2

まぁ、こうなるわなww
てか、やっぱりこういう要素は必要でしょww

ネルは完全に嫌な女になりつつありますw
ずっとこうではないと思うけど…しばらくこんなかなww

リンの性格がころころ変わっているような…ww
でも、だれにだっていろんな性格あるよね!?w
ってことで、無理やりww

閲覧数:347

投稿日:2011/12/21 02:13:04

文字数:1,204文字

カテゴリ:小説

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  • Turndog~ターンドッグ~

    Turndog~ターンドッグ~

    ご意見・ご感想

    ネルには最終的にはやさしくなってほしい気分…。
    ちなみに一番好きなネルはツンデレネルですww

    女のケンカって怖いです…小学校時代巻き込まれてとばっちり喰らってコンパスとハサミで顔に十字傷刻んだことがありましたww

    2011/12/23 01:37:06

    • しるる

      しるる

      わかる!ネル=ツンデレなとこあるからなぁww
      このままじゃ、かわいそうなので、なんとかしてあげたいww


      おお!それは「るろ○に剣心」だな!!www

      2011/12/23 02:01:18

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