誰にも気づかれずに散っていく桜
肩にとまったうぐいすの鳴く声
たった一輪の可憐な花として
春を待つ季節にわたしは歌った

雲を照らした 朝日に包まれ 温かな春を感じた
鳥のさえずり 髪を撫でる風 膨らんだ蕾が開こうとしていた

眠る冬に一番に終わりを告げ花開く
まだ残る雪に 一片の桃色
誰も気づいていない春を告げにわたしは 白い息を吸い込み
あなたに告げる春



冬の幕引く風 誰もが目を覚ます 
それは強く優しく温かい 一陣の風 春を知らせにいく


一人満開の桜と共に散る花
柔らかな新芽に 一枚の桃色
若葉色の鳥が飛んでいく空に手を振る くわえた花びらで
あなたに告げる春

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

春告

春一番をイメージしています。
作詞をさせていただきました。
http://piapro.jp/content/b2akk4gi09td8qug
儚い強さ、みたいなものが、ひしひしと伝わってくる曲です。
こちらのイラスト、http://piapro.jp/content/ers6cii5dn8wqc00をイメージした曲と言うことで、私も美麗なイラストを拝見しつつ詩を書きました。

閲覧数:64

投稿日:2010/03/20 02:05:25

文字数:292文字

カテゴリ:歌詞

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