色づき出した風景、春風携えて
窓から入り込んだ遷移感
取り出したパンに、バターを塗りこんで
朝を始めよう

いつだったか
部屋の隅から見つけた写真
いつかの自分の断片
ふと始まり出すプレイバックに
熱く苦いコーヒーをすする
柄にもない笑顔貼りつかせ
友人作りに躍起だった
なんて過ぎたことぶり返しながら
ドアノブを握る

変わりだした景色、動く綿雲に
空を仰いだ道端

変わらないものなんて なくて
事はなるようになるだけ
時計の針は明日を指差し
踏んだ靴紐は今をつねる
体から こみ上げる
前にも後ろにも行きたがる感情に

ひらり舞い降りた桜の
花びらに眺む


階段を上る
その高みから春霞した街並みを、ただ見下ろす
あの川沿いのグランドは今日も賑やかで
スイング突き抜ける打球音が聞こえてきそうだ


変わりだした景色、萌芽する感情
春空に飛び出したい心とは
裏腹な空気、隙間に認める
ああ、ここはもう僕らの舞台じゃない


プライドがズタボロにされた日
酒飲んで愚痴りあった日
あれもこれもそれもどれも
皆今の自分後押しする風
そんな日々を形作った
この街の春を見届けよう

昼寝する猫の額の
桜かな


looking over the blue sky
その高みから
見下ろした光景は、僕らだけのもの
「あいつん家どこだっけ」なんて
もういないけど
ルーフトップに投げかける 
僕らの面影  

When cherry blossoms come to falling down,
I will not be there anymore.

When cherry blossoms come to falling down,
where we were will be where we don't know.

ありがとう、いつかまた会おう
この場所とともにあった、僕らのあの日々よ

looking over the blue sky
その高みから
見下ろした光景は、僕らだけのもの
「あいつん家どこだっけ」なんて
もういないけど
ルーフトップに投げかける 
僕らの面影  

階段を上る
その高みから春霞した街並みを、ただ見下ろす
あの川沿いのグランドは今日も賑やかで
スイング突き抜ける打球音が聞こえてきそうだ

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

Graduate from...

閲覧数:189

投稿日:2016/03/04 16:21:54

文字数:966文字

カテゴリ:歌詞

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