アジサイ
投稿日:2010/07/08 20:43:12 | 文字数:381文字 | 閲覧数:255 | カテゴリ:歌詞 | 全4バージョン
実質上の六作目。
たまには季節に沿ったものを書いてみました。
改変は自由です。拙作でよろしければ、ご自由にお使い下さい。
七月八日:微修正
ひらがなヴァージョンhttp://piapro.jp/content/w9e5celfn9eo5v9h
雨のにおいを風が届けて
雲の機嫌を少し損ねた
まどろみ満ちるここはゆりかご
あなたの全て包み込む場所
夢追うあなた 去っていくのね
私はここで待っているから
時の止まったこの場所で
長い雨 紅いアジサイ静かに揺れる
シトシトとあなたの姿 霞んでいった
爽やかな風 鳥のさえずり
外の日差しが少し眩しい
まどろみ満ちるここはゆりかご
あなたの全て包み込む場所
ほかに愛する人ができたの?
あなたの言葉 受け止めれずに
時が流れたこの場所で
澄んだ空 紅いアジサイ静かに揺れる
陽炎にあなたの姿 霞んでいった
幸せだった頃の幻想
あなたいた日々 色鮮やかに
よみがえる影 モノクロの今
私の全て包み込む場所
うつしいろ ゆめまぼろしが静かに揺れる
水底にたゆたう季節 あの日のままで
月明かり 蒼いアジサイ静かに揺れる
過ぎ去った人の想い出 今も隣に
-
Cage(Canaria)
僕は小鳥を やっと見つけた
美しく鳴いてくれる かわいいカナリア
僕は大空を 飛べないけれど
美しい歌だったら よく知ってるから
ツバサ持つ カナリアはいつか
Cage(Canaria)
-
DERO!(曲募集中)
腕からチューブを抜きとって
君の手を引いて走り出す
不条理なほど白いくらい部屋
台風はまだ、窓の外
狭い突破口から一秒のためのサンソ
DERO!(曲募集中)
-
はらりらら
喉を傷めた曇りの日
音無い声大人しくも
呻き疲れ翳りの陽
映り込んだ窓に自分
何気ない日常はいつでも
はらりらら
-
海岸の人
落下した海底が
傷はどうした、と、云うから
「ああ、それなら今さっきあの娘にあげてきたよ。」
そう 半円をぶら下げた、
のです。
海岸の人
-
ワンダーゴート
惑星が傾く
蛍光の茜色
貴方にはきっと見えない
視えてなどいない
静寂が嘯く
ワンダーゴート
-
揺蕩う
誤ってしまった
心臓から抉り出したお前が
絡まってしまった
嗚呼
退屈な泳ぎを
揺蕩う
-
それは確かな愛でした
掻き集めた理想郷を
組み立てた檻で
わたしはまた 弱く、囀った
止め処ない雨の中
絞められた首に
それは確かな愛でした
-
瞼
あなたに逢えるかと 昨日
瞼を閉じてみたばかり
呆れているかな それとも
さよならを云いに来ました
平気だなんて口にして
瞼
-
月の涙
月が零した雫
夢の欠片が降り注ぎ 愛を残してはじけた
So, I'm never cryin' in the rain.
腕からすり抜けて 去っていくキミに
かけた言葉さえも雨へと溶けた
月の涙
-
H2SO4
空を濡らした雨粒
虚像の絆を 暴いてく
固く繋いだ指先
あまりにも呆気なく ほどけてく
水があるならば
H2SO4
初めましての方は、初めまして。それ以外の方は、こんにちは。
shizu_azuと申します。静梓とも名乗ることがあります。
曲は書けません。絵も描けません。
しかし、歌詞ならばと書き散らしております。未熟ですが。
曲をつけてくださる方が、いらっしゃれば良いなと思っている今日この頃です。
投稿作品を見ていただいたら分かるかもしれませんが、暗い詞が多いです。湿っぽい詞が多いです。恋にまつわる詞が多いです。
「月」「雨」「恋」にピンと来たら、ご一報を。