あなたがくれた花 綺麗だった紫
くすんで はらはらと わたしに降り注いでる

遠く響く ここにいるのに
足音 置き去りの時間(とき)
開かないドア あなたを追って
駆け出せたなら

爛れた歌が、声が泣いている
数えては歪んだ日々

あなたがくれた花を見つめてる
わたしによく似た色


あなたがくれたから 好きになったあの色
どんなに重ねても 飲まれそうな白い部屋

遠く響く 笑いあう声
足音 通り過ぎてく
花の香り 追いかけていた
触れてほしくて

爛れた歌が、腕が何もかも
汚しては無くしていく

あなたがくれた花が見つめてる
わたしを見つめている


あなたがくれた花も約束も
捨てられた部屋の中で

爛れた歌は、声は探してる
あなたの花の色を



◇◆読み方◇◆


あなたがくれたはな きれいだったむらさき
くすんで はらはらと わたしにふりそそいでる

とおくひびく ここにいるのに
あしおと おきざりのとき
あかないどあ あなたをおって
かけだせたなら

ただれたうたが、こえがないている
かぞえてはゆがんだひび

あなたがくれた はなをみつめてる
わたしによくにたいろ


あなたがくれたから すきになったあのいろ
どんなにかさねても のまれそうなしろいへや

とおくひびく わらいあうこえ
あしおと とおりすぎてく
はなのかおり おいかけていた
ふれてほしくて

ただれたうたが、うでがなにもかも
よごしてはなくしていく

あなたがくれたはながみつめてる
わたしをみつめている


あなたがくれたはなもやくそくも
すてられたへやのなかで

ただれたうたは、こえはさがしてる
あなたのはなのいろを

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • 作者の氏名を表示して下さい

斑咲病棟


チョチョムーンライトさんの歌詞募集曲(http://piapro.jp/t/KV4D)に応募する詞です。

「斑咲病棟」は「むらさきびょうとう」と読みます。


「ホラー」を意識して書きましたが、幽霊やお化けは出てきません。生きた人間の歌です。

入院って、長ければ長いほど外界から切り離されて、置いて行かれるような気持ちになるんじゃないかなぁと。
その間も、自分の好きな人や周りの友だちはどんどん新しい情報を得て体験しているわけで、でもそれを共有できない、これからもできない。
始めは頻繁に見舞いにきてくれた人たちも、入院が何年も何十年も続けば会いに来てくれなくなる。
自分を忘れてなんかないって信じたいけど、信じられない。憎みたくないけど憎んでしまう。恨んでしまう。恨んでいる。そんな女性の歌です。やっぱり生きた人間の生きた怨念が一番怖いなって思います。


紫の花はアネモネなイメージでした。
でも、お見舞いに紫のアネモネを差し入れるだけ差し入れて放置する男はろくな男じゃないと思います( ´_ゝ`)花言葉エ・・・。

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閲覧数:487

投稿日:2013/12/09 13:18:10

文字数:710文字

カテゴリ:歌詞

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