A
清く正しく美しく
大人になったつもりでも
歩んだ道は無個性で
意味を持たないものでした
死んでも誰も悲しまず
なんにも困ることは無い
僕の代わりは誰にでも
出来るものだと自己暗示
B
何時になったら僕の出番が
回ってくるのか教えてよ
着飾りドレスを纏っても
脇役にだってなれやしない
S
この人生に終止符を
カーテンコールに花束を
拍手喝采の未来とは
遠く及ばぬものでしょう
大団円とは程遠く
手を伸ばすだけ無駄なこと
暗幕が落ちた舞台には
客は入らぬことでしょう
A
どうしてこうも堕ちたのか
考える日は数知れず
歪んだ未来語っても
悲劇に誰も興味無し
B
何時になっても空っぽの胸
賢く育った筈なのに
綺麗なドレスを汚しても
笑われたって泣けないや
S
この人生に終止符を
苦い空気を取り込んで
息を殺して過ごす日は
なんて虚しいものでしょう
自分が生きた証など
忘れてくれと願うのに
心も壊れたままなのに
朝日は昇ってしまうのです
B
何時いつまでも僕の舞台に
出ている人を降ろしてよ
汚れたドレスは灰の中
アンコールには間に合わず
S
この人生に終止符を
カーテンコールに花束を
どうしようもなく虚しいと
乾いた笑みを浮かべるの
バッドエンドはお手の物
胸に手をあてお辞儀して
照明落とした舞台の上で
一人終幕を告げました
A
きよくただしく うつくしく
おとなになった つもりでも
あゆんだみちは むこせいで
いみをもたない ものでした
しんでもだれも かなしまず
なんにもこまる ことはない
ぼくのかわりは だれにでも
できるものだと じこあんじ
B
いつになったらぼくのでばんが
まわってくるのか おしえてよ
きかざりドレスをまとっても
わきやくにだって なれやしない
S
このじんせいに しゅうしふを
カーテンコールに はなたばを
はくしゅかっさいの みらいとは
とおくおよばぬ ものでしょう
だいだんえんは ほどとおく
てをのばすだけ むだなこと
あんまくがおちた ぶたいには
きゃくははいらぬ ことでしょう
2A
どうしてこうも おちたのか
かんがえるひは かずしれず
ゆがんだみらい かたっても
ひげきにだれも きょうみなし
B
いつになってもからっぽのむね
かしこくそだった はずなのに
きれいなドレスをよごしても
わらわれたって なけないや
S
このじんせいに しゅうしふを
にがいくうきを とりこんで
いきをころして すごすひは
なんてむなしい ものでしょう
じぶんがいきた あかしなど
わすれてくれと ねがうのに
こころもこわれた ままなのに
あさひはのぼって しまうのです
B
いついつまでもぼくのぶたいに
でているひとを おろしてよ
よごれたドレスははいのなか
あんこーるには まにあわず
S
このじんせいに しゅうしふを
カーテンコールに はなたばを
どうしようもなく むなしいと
かわいたえみを うかべるの
バッドエンドは おてのもの
むねにてをあて おじぎして
しょうめいおとした ぶたいのうえで
ひとりしゅうまくをつげました
カーテンコール
舞台の終わり。
曲をつけてくださり、かつ歌っていただけました!
https://piapro.jp/t/WO7B
コメント1
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A
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梨本うい
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ご意見・ご感想
シャープブルー
使わせてもらいました
とても良い歌詞なので使わせて頂きました。有り難うございます。
苺牛乳さんの歌詞は世界観がしっかりと込められている上、字脚も各メロの
配分も考えられているので、とても作曲し易いです。
2024/10/05 15:30:36
苺牛乳
こちらこそ曲をつけてくださりありがとうございます!
そしてお褒めの言葉まで…!!嬉しい限りです…!
2024/10/05 19:35:48