「聞こえていますか?」
僕のこの声が君の元へ

生まれた時からそれは変わらず
僕らを照らし続けてた
目隠しをされているような闇
道しるべを果たす光

その使命に縛られてた
勝手に結ばれた約束
やがて君に迫り来る崩壊に
気付けなかった

神話よりも残酷な
その涙で飾られた宇宙(そら)
”永遠の孤独”は音もなく
君一人を飲み込む

全てを照らしたあの星はずっと
「...言えなかった」
その悲しみはやがて
はじまりを終わらせてゆく
待ち焦がれていたように

君が歌う声で目を覚ました
震える旋律が響く
不確かな予感を抱く頃に
「さよなら」もなく消えていた

予測不可能な軌道で
君と僕の距離は測れない
堕ちてく用意をしていた
退廃したこの星で

遥か遠いその場所は
君が望んだ世界ですか?
"終焉の宴”は意味もなく
ただ僕だけ残した

答えを求めて 探す闇の中
「...いかないでよ」

孤独という使命
避けられぬ悲劇なのか
やっと見つけ出した君は
醒めない夢へ

IFの世界があるなら
はじまりをやり直すだろう
アステリアよどうか僕たちに
宇宙(そら)を飾る光を

神話よりも残酷な
その結末を辿るならば
”永遠の孤独”と謳われた
君の傍で眠ろう

静かに静かに眠る君に告ぐ
「聞こえていますか?」
僕はここにいる
もうすぐ僕らは星座となるから
「...ほら」

この作品にはライセンスが付与されていません。この作品を複製・頒布したいときは、作者に連絡して許諾を得て下さい。

Alphard-アルファルド-

雨月みずきさんの歌詞募集に応募させていただきました
http://piapro.jp/t/PBwE
ありがとうございました

孤独な星である君と星座になる。そんなお話。

閲覧数:357

投稿日:2017/06/19 12:30:07

文字数:580文字

カテゴリ:歌詞

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