A
冬晴れの空 窓辺の頬杖
枯れた薔薇と片目のぬいぐるみ
御伽話へ招いた絵本は 
破れたままで がらくただけが部屋をうずめる

B
一人遊びが好きだった 自分で自分を抱きしめた
大切なものは知らぬ間に色褪せていく

S
La la la lullaby lullaby 
いつか 誰かのぬくもりに触れた気がする
でも多分 邯鄲の夢
La la la lullaby lullaby 
だから ニ長調の子守唄を聞かせて
それはきっと呪い 忘れさられたlullaby

A
万年質のかすれたおまじない
音の狂ったオルゴールのピエロ
秘密のつまった引き出しの中は 
空っぽのままで ナルニアのドアは見つからない

B
子守唄が嫌いだった 皆いなくなってしまった
愛おしいものが てのひらからこぼれていく

S
La la la lullaby lullaby 
いつか 頬を撫でる指に涙あふれた
でもやはり それは幻
La la la lullaby lullaby 
だから ロ短調で歪んだ揺り篭揺らして
それはきっと祈り 忘れるためのlullaby


La la la lullaby lullaby 
La la la lullaby lullaby 
今は イ短調で優しい口笛聞かせて
それはきっと救い 明日のためのlullaby




ふゆばれのそら まどべのほおづえ
かれたばらと かためのぬいぐるみ
おとぎばなしへ まねいたえほんは
やぶれたままで がらくただけがへやをうずめる

ひとりあそびがすきだった じぶんでじぶんをだきしめた
たいせつなものは しらぬまにいろあせていく

ら・ら・ら・ららばい・ららばい
いつか だれかのぬくもりに ふれたきがする
でもたぶん かんたんのゆめ
ら・ら・ら・ららばい・ららばい
だから にちょうちょうのこもりうたをきかせて
それはきっとのろい わすれさられたララバイ


まんねんひつの かすれたまじない
おとのくるった おるごーるのぴえろ
ひみつのつまった ひきだしのなかは 
からっぽのままで なるにあのどあはみつからない

こもりうたがきらいだった みんないなくなってしまった
いとおしいものが てのひらからこぼれていく

ら・ら・ら・ららばい・ららばい
いつか ほほをなでるゆびに なみだあふれた 
でもやはり それはまぼろし
ら・ら・ら・ららばい・ららばい
だから ろたんちょうでゆがんだゆりかごゆらして
それはきっといのり わすれるためのララバイ

ら・ら・ら・ららばい・ららばい
ら・ら・ら・ららばい・ららばい
いまは いたんちょうでやさしいくちぶえきかせて
それはきっとすくい あしたのためのララバイ

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

明日のlullaby

改変自由

字脚はあってるようなあってないような。
ご依頼があるようでしたら手直しします。

閲覧数:334

投稿日:2013/11/26 02:13:53

文字数:1,139文字

カテゴリ:歌詞

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