【サビ】
おいで おいで 甘い蜜でも 艶やかな顔でも
ここまで来たなら もう逃がさない
(whisper/EN)You knew the risk, right?

【Aメロ1】
地に這い 赦しを乞うても
空に吊られたとしても
渇きが欲に変わる本性は 変わらない

【Bメロ1】
標的にしたなら 精密な計画を引く
小さく可憐にも 両手じゃ抱けないほどにも
ただ環境に従うだけ 枝へ這い上がる蔓まで

【サビ】
おいで おいで 甘い蜜でも 艶やかな顔でも
ここまで来たなら もう逃がさない

【Aメロ2】
ごちそうは お口に合った? でも どこか苦しいの?
たぶんまだ お代を払っていないせいね

【Bメロ2】
ぴたり合う形は 上等の宿
よく響くように わざとそうしたの 褒めてくれて嬉しいわ
期日までなら 延泊だって歓迎よ
(whisper/EN)Signal at the lip. Passphrase: classified.

【サビ】
おいで おいで 甘い蜜でも 艶やかな顔でも
ここまで来たなら もう逃がさない

【Aメロ3】
踊るプランもあるの 一緒に栄える未来も悪くない
素材は用意したから 仕上げはあなたに任せるわ
……そういう手際は あまり得意じゃないの
(whisper/EN)Erase the trail. Leave no evidence.

【Cメロ】
棘は薔薇だけの特許じゃない 艶姿には鋭い刃
地味な娘に見せるのも 標的向けの装い
わかる人だけ わかればいい
(whisper/EN)Honey trap? Negative—operation.

【サビ】
おいで おいで 甘い蜜でも 艶やかな顔でも
ここまで来たなら もう逃がさない

【アウトロ】
命の栄養だけを 薄まらない液に溶かして
罠にもなる小さな傘が ねっとり濃い欲を匂わせる
余計な雨は 捨ててしまうだけ。
(whisper/EN)Mission complete. Zero traces.

ライセンス

  • 非営利目的に限ります

艶麗のNepenthes

この曲は 「蛇蝎美人」のコンセプトで書いた Nepenthes(ウツボカズラ) の歌です。
“落とし壺”という器形が Sarracenia(サラセニア) と相似なため、はじめは対になる一曲として構想し、鮮やかな赤の印象もあって MEIKO を想定ボーカルに選びました(サラセニア側は KAITO)。結果的に、想像よりも スパイ・ノワール寄りのテイストに落ち着いています。

シリーズ共通の軸は 「理科 × 妖魔(人外)」。本作は

美女スパイ(ハニートラップではなく “Operation”)

山姥(人を“泊める”伝承 × 共生宿のモチーフ)
を重ねています。調べるうち、ウツボカズラには 獲物を必ずしも殺さず栄養を得る例 や、原理の解明に高い観測・解析が必要なケースがあると知りました。その謎を分解していく感覚が、まさに諜報映画のイメージに通じると感じたからです。
また、ウツボカズラには 特定の生物に“宿”を提供する共生の例が知られています。これは「家に泊めてしまう」山姥の伝承ともよく響き合うと思いました。

いずれにしても——美女スパイであれ山姥であれ、自ら罠に落ちた対象については、残余価値まで淡々と回収する。ウツボカズラが “狙いではない小動物”が偶発的に落ちた場合でも、機会があれば栄養に変換する態度と重ねています。
歌詞末尾の雨に関する描写は、豪雨で消化液が薄まるのを避けるため「余分な水を捨てる」という実装をイメージ。そこに大人の実務感と、わざとらしくない余裕をにじませました。

なお、シリーズ対曲の 「誘惑のSarracenia」 が “人体実験×供犠”の冷たい学術ラテンで締めたのに対し、こちら 「艶麗のNepenthes」 は 英語の囁き(諜報コード)で “任務”の空気を出してあります。
目標は相似、手口は異なる。 そんな二枚看板として楽しんでもらえれば嬉しいです。

対曲:『誘惑のSarracenia』(KAITO)→ https://piapro.jp/t/4TF7

コラボ歓迎:作曲/編曲/MIX/イラスト/動画。
クレジットは 歌詞:銀景鴞(ginkei296) でお願いします。

もっと見る

閲覧数:90

投稿日:2026/01/25 11:05:01

文字数:847文字

カテゴリ:歌詞

オススメ作品

クリップボードにコピーしました