長い雨が止んで
溜め息もくすむ
錆びた檜皮の屋根と
ささやかな水音

見える横並びの街
急に坂道
何度人を数え
そしてさよなら

夕暮れ時に背もたれてた
猫はもういない
よくある話と突き放して
人は僕の思い出も奪うんだ

空色日和には遥かに歌い
恋をするように
心のためらいも
水面の苛立ちも
忘れてしまえたらいいな

語る
語る術を持たぬ若者は
どうかこのまま
どうかこのまま


その日、僕は一枚の写真を残した


小石を跨いだ瞬間も
誰かの名を呼べる
いつまでの夢に会いに行こう
ひとひらの斜陽が射す前に

空色日和には遥かに歌い
木枯らし夕闇に夢を失くしたの
一緒に探そうよ
いつまでの夢を
今日も明日も
どんな哀しみの日にも

優しい言葉で歌おう
風に乗って歌おう

ライセンス

  • 非営利目的に限ります

そらいろびより

作詞 作曲:やっぱロドリゲス

閲覧数:229

投稿日:2014/02/05 00:42:37

文字数:337文字

カテゴリ:歌詞

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