ある日、少年は少女が口ずさんだ歌を何となく聞いていました。その歌は少年が知っている人魚の歌とよく似たメロディーでしたが、歌詞は違うようでした。
ある人間が恋をした
とても美しい人だった
声を聞くことはできなかったけどずっと一緒にいたいと思った
その人が寂しそうに海を見ていた
海に行きたいのか訪ねるとうれしそうに頷いた
翌日二人で海に出かけた
まだ少し冷たい海の水
その人は一目散に海に入る
その後追いかけ近づくとその人は人魚になっていた
人魚は人間を海に誘い溺死させその肉を食らうという
裏切られたと憤慨し手を振りきってその場から逃げた
悔しかった恨めしかった
ものに何度も八つ当たりした
それでも人魚が忘れられず胸が強く締め付けられた
こんなにもあの人魚が好きだったならば
どうして信じてあげられなかったのか
口の利けないせいにして真実を知るのが怖かったのだろうか
今更ながら悔悟して覚悟を決めて海に向かう
そしてそこで見つけたものは干からびた人魚の死体だった
人間は後悔の涙を流した
少年がじっと自分を見つめているのに気づいた少女は、歌っていた歌の説明を始めました。
なんでも、国王が幼い頃に町で迷子になって泣いていたときに、通りすがったとても綺麗なお姉さんが教えてくれた歌で、
「これは対の歌。もう一つの歌を知っている子が現れたら、教えてあげなさい」
と言って去っていったと少女は聞いていたのです。さらに国王は少女を救った歌声が、そのお姉さんの歌声とよく似ていたので、もしかしたらあの人かもしれない、とも思っていたようなのでした。
歌を聞いて少年はまるで自分たちのことみたいだ、と思いました。そしてずっとすれ違いのままだったらどうしようと不安になりました。
少年が急に悲しそうな顔をしたのでそれを見た少女も悲しくなってしまいました。
慰めようとしても原因が分からないので、考えた末に少女は少年を抱きしめました。そして少年はそれに答えるように少女を抱き返しました。
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