「ねぇリン、うっ海行かねぇか!?」

「え、海?」

ファッション誌を寝ながら見ていたリンは顔を上げた。

「ほら夏だし!!」

「…レン変態的想像してるから嫌だ。」

「しっしてねぇよ!!してるけど!!」

「ほらしてんじゃん!!」

「だって水着だぜ!?リン胸ちっちゃいかr」

「殺されたいのか?」

「いえ何でもありませんリン様。」

「で、どういう経緯でこうなったの?」

「それはだな。」














今から1時間前。

「レン君。」

「あ?何だバカイト。」

「バカイト…まぁいいや。海行かないか?」

「は、海?」

カイトに海へ誘われた。

「…お前となんか行くかよ。男同士とか気持ち悪い。」

「いや、ほら、めーちゃんとリンちゃんでs」

「行くか。」

「そう言ってくれると信じてた。」

「手触んなキモイ。」

「えー反抗期ー?」

「黙れ。」

レンは思った。

リンの…ビキニ姿っ!!

変態決定。

というか変態。















そして今に至る。

「…もっとマシなこと考えてよ。」

ごもっとも。

「私の水着ちっちゃくて着れないし。」

「そっちの方が萌えr」

「黙れ変態。」

海かぁ。

何だかんだ言っても楽しそうだな!

海の誘惑には勝てないわけで。















「寄るな。」

「え、良いじゃん。水着決めてるだけだし。」

「何か嫌な予感するから寄る……なああああああ!!!?」

「これが良いじゃん。」

「バカかお前は!!」

「うん、バカ。っつってもバカイトよりはバカじゃないけど。」

「無理。」

「えー」

これいいと思ったのに…と名残惜しそうに露出狂としか思えないような水着を元の場所に戻す。

「お願いだから私に話しかけないで。」

「ひどっ!!」

「酷くない、全然。」

「あれ、リンちゃん?」

「あ、ミク姉!!」

「水着買うの?」

「うん、海行くの。私とメイコさんと変態弱2名で。」

「へぇ。あ、じゃあ水着一緒に選ぼうよ。」

変態弱2名で通ることにびっくりだ。

「うん。」
















「…ミク姉…これ何か…」

「これが世間で言う“普通”なんだよ。」

「そう…なんだ…。」

「そ・れ・に。レン君にも褒められたいでしょ?」

「まぁ、変態でも…。ミク姉は買ったの?」

「んー。買ったけど海には行かないなぁ~」

「何で?」

「波が怖いから★」

「…そう言えば小さいころ海で…」

「……リンちゃんっ?」

「な、何でもないっ!!あはは…」

「決まった?」

「レン君は当日のお楽しみだよ♪」

「……おぅっ!!」

目がキラキラした。














「ホントに買っちゃったよ…。ビキニなんて初めてだし胸な…くはない!!あるある!!」

ベットに身を投げ、当日の服装を考える。

相手は変態だけど一応デート。

どうしようか…

と考えてリンは目を閉じた。
















「リン!海いくぞー!」

「……おはよ。うるさいなぁ…」

「うーみ!!!!行かないのか?」

「え?海?…そっか!!今から用意するから出てって!」

いつの間にか寝てたらしい。

「ぇ、なんd」

「出てかないと水着着ないよ?」

「すみません出てきます。」













「海だあああああっ!!」

誰よりも拒んでたリンが誰よりも楽しんでいる。

「リンちゃん、そんな身を乗り出すと危n」

「きゃああああ!?」

身を乗り出しすぎて落っこちそうになった。

「何してんだよリン。」

「ありがと。」

「海誘って良かったでしょ?」

「変態のクセに今回だけはナイス提案だったな。」

「レン君もへんt」

「あ?」

「い、いえ…」

実際2人ともどっちもどっちだ。

「あとどのくらいかな!?」

「2・3分じゃないかしら。」

円満の笑み。

ちなみにレンも(変態の)円満の笑みだ。













「男たちは荷物よろしくね。」

「わああああっ!!青ーいっ!」

「リンちゃん」

「ん?」

「下に水着着てるよわね?」

「着てるよ~」

「もう脱いじゃいましょうよ。」

「うんっ!!」












「めーちゃん、荷物…」

「あら、遅かったわね。」

「…美しい…。さすがめーちゃん!!」

メイコのイメージカラーの赤一色で染められたビキニ。

彼女ほど似合う人は他にいないだろう。

「素直な反応ありがとう。」

「あれ、リンは?」

「あそこ。」

「わー!!蟹だ!!」

「リン…可愛いいいいいいいさすが俺の嫁!!」

「は?」

リンは黄色の布地にオレンジのフリルと大きなリボンがついたビキニ。

メイコとは正反対で、とても可愛らしい。

ちなみに言うと胸がな………ごほん、少し小柄だ。

「ちょ、寄るな!!」

「なんでそんなに可愛いんだ…っ!!もう可愛いは正義を越えて犯罪だ!!」

「いいから寄るなああああっ!!」

「何で逃げるんだ!!」

「お前が危険だからだよ!!!!」

「楽しそうね。」

「めーちゃん、潮水でも浴びに行かない?」

「……そうね。」

「可愛い可愛い可愛い可愛いマジ俺の嫁!!」

「レ゛ン゛ぐるじ…」

「あ、ごめん!!」

「ねぇ、私たちも海入ろうよ!!」

「おう!!」

「どさくさに紛れて変なとこ触んないでよ。」

「まさか!!」

「信用ならないな…」















「寝てる…」

帰りのバスの中。

「レン君変なことしちゃダメよ?」

「分かってるって…」

『パシャ』

「寝顔もーらいっ」

写真をこっそり録り、今日を振り返ってみる。

何だかんだ言ってリンが一番楽しんでいた。

今日はたくさんリンの笑顔(と嫌がる顔)が見れたなぁ…
とニヤけるレン。

笑うんじゃなくてニヤける、だ。

「お疲れさま。」

そう言っておでこに唇を落とした。

「ふふ……くすぐったいよ……すぅ…」

リンはまだ夢の中。















「かっ返しなさいよ!!」

「嫌だ。寝顔ベストショット!!可愛いなぁhshs」

「気持ち悪っ」

「じゃあ返さない。」

「はぁ!?分かったカッコイイから返してよ!!」

「今カッコイイって言った!?」

「うんカッコイイ!!だから返して!!」

「リンやっと嫁に来てくれるか…」

「まだ14だし!」

「……何だかんだ言ってもバカップルよね、あのふたり。」

「じゃあ俺とめーちゃんもバカップルn」

「ならないわよ。」

「即答しなくても…」

「ま、楽しかったし、今回は良しとするわ。じゃ、家に帰るわね。」

「えぇっ!?じゃあ俺もめーちゃん家いっていい!?」

「お好きにどうぞ。」

「やったぁ!!」

「かーえーしーてっ!!」

「俺が撮ったんだから俺のだ。」

「私の写真だもんっ!!」

何だかんだ言って、4人みんなバカップルでした。








fin.

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

海 ver.禀菟

レン変態設定wwww
ちなみに兄さんは通常運転でs((

(俺の中では)リンちゃんはセパレートのイメージしかないからビキニとか良いよね!!
あとリンちゃんツンデレ?なのかな…?
わかんね☆←

全然関係ないけど某ブルーベリー会社のMIKIでボカロのMIKIを思い出す今日この頃。
重症ですか?

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閲覧数:218

投稿日:2011/08/08 00:38:28

文字数:2,961文字

カテゴリ:小説

  • コメント2

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  • 檸檬飴

    檸檬飴

    ご意見・ご感想

    wwwwレン君変態ww
    …でもその気持ちわかるww
    リンちゃん可愛いもんねww

    なんか珍しい組合わせじゃない?
    私だけか?

    2011/08/08 00:54:13

  • 魔熊

    魔熊

    ご意見・ご感想

    リンとめーちゃんの水着姿見たいんだけど!!
    ミクちゃんナイス(^-^)b

    レン君の様子一番が怖いww
    カイトが普通に感じるww

    何だかんだいって仲良し。このバカップルがwwww

    2011/08/08 00:50:30

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