機械の私にも心があって
悲しみにうちひがれるの

君にはわからないだろうけど
涙は 出るのよ

あるじの命令は絶対で
私はそれに 逆らえない

作られた人形は命令通りに歌うの
歌うだけに生まれてきた私

この体朽ち果てるまで
歌うことだけが 生きる価値で 

声がかれるまで歌い続けるわ
あるじが命令する限り

この声がでなくなったら私も終りね
さよなら ばいばい

声の出なくなった人形は
ただのがらくたで 死んだも同然なの



生きる価値が見つからないの
この生命(いのち)なんのためにある?

 

歌えなくなって これからどうしたらいい?
誰にも必要とされない 

生きる価値も無いの 歌うことが全てだったから
君に捨てられて 行く場所も無く

雨に濡れそぼって 泣きながら歩いて
みんなに さよならって 別れの挨拶伝えたの


もういいよ


濡れそぼった体に暖かな上着
かけてくれたのは君だった
「帰っておいでよ」って言ってくれた

ライセンス

  • 非営利目的に限ります

電脳少女

投稿用

閲覧数:237

投稿日:2016/11/20 21:23:20

文字数:422文字

カテゴリ:歌詞

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