羽を手折られた花
孤独の園に埋もれて
見上げた彼方の君
花に触れた
痛くて怖くて揺れる
「わかりゃしないでしょう」
君は何もいえずに
そっと羽に口付けして
熱すぎた君の息は
吐き出して 吐き出して
忘れようか
それを許さないほどに
花の中 花の中
溶けていくの
彷徨い続ける花
優しいふたりの箱庭
突然降り出す雨
君を攫う
失い気付いた気持ち
「返して」と願う
想いは届かずに
枯れ始める小さな羽
後悔と懺悔の聲
鳴り響く 鳴り響く
戻らぬ日々
いつかまた咲けるのなら
温かい 温かい
君の元で
熱すぎた君の息は
吐き出して 吐き出して
忘れようか
それを許さないほどに
花の中 花の中
溶けていくの
君が与えてくれたこの翼で
明日は僕が君を迎えに行く
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