僕らの青い春は北風に乗ってやってくる
楽しめていた事はなぜだか全くつまらなくなった
もう一つおかしなことが
君の手を握れなくなった
吹きぬけていった風に大切なもの持って行かれたみたいだ
道の葉も節もないあの花は どんな冷たい日でも咲いていた
こんなにもね
あべこべな僕らも言の葉も節もない会話から
花が咲いてく
冷たい風が僕らを連れて行こうとする
大人になったのかな
春風を待たぬまま引っ張っていく
まっしろな方へ
二人出会った日もこんな木漏れ日揺れる
この時期には珍しく、お天気でした
覚えているかい?
あの丘はビルの森になったんだ
変わらないものなんてないって
考えているうちは解ってる
昔綺麗に見えた景色だけ頑丈な額縁に閉じ込めて
色褪せていく僕を見下ろして少し笑った
ビルの間からあの頃のように
花が咲いてる
2月終わりの風は冷たく響いていく
君の手を握って
春一番が吹く前に引っ張っていけ
まっしろな方へ
彼岸とライド
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