暗い部屋に色が戻り
起きて窓を開け放てば
はやる音と外を走り
いつもの日は始まる

ほら

輝いた稲穂の先に
見慣れた顔があり
頼りない肩を
呼んで叩き引いて誘う

この胸を踊らせて
君だけに差し出すよ
今、ここで逃がしたら
もう二度と来ないからね

高く青く空は渡り
君の道を照らしてゆく
夏が置いた元気を天に
いつも射しているから

昼の盛り渋る君を
押して街へ出かけに行く
堅い顔がゆるむ度に
はやる音に蹴られて

あぁ

燃えている紅葉《こうよう》の陰で
はにかむ私から
ほほ笑みを漏らす
君に向けて笑い飛ばす

さあ歌を響かせて
秋風を飛ばそうよ
湧き起こる楽しさに
また夢を膨らませてね

翼広げペガスス《ペガサス》の星
君と二人駆けてゆくよ
あけび色に絆を染め
凍る日々も見つめて

この胸を踊らせて
君だけに差し出すよ
今、ここで逃がしたら
もう二度と来ないからね
胸を踊らせて
君だけに差し出すよ
ただ 先でなくしたら
どうなるか覚えていて

高く青く空は渡り
君の道を照らしている
どんな山も越えてゆこう
春と咲いていようよ

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

渡り、駆けて、踊らせて

初音ミクがボーカルをしているテクノポップソングの詞です。
積極的な女の子と頼りない男の子が繰り広げる、秋の夜空・星ポップス。
キラキラした絵・動画つきでニコ動に公開されています!

「ペガサス」を「ペガスス」と表記したのは深く考えた末のことです。
後に続ける言葉を音的な面から捉えたアドバイスをいくつかいただき、
今も注意しています。
(それでもやっぱり、課題がいつになっても出てしまうのですが;)

曲へは下記かブックマーク「音楽」、動画へは下記よりいけます。

閲覧数:468

投稿日:2012/04/26 11:09:42

文字数:517文字

カテゴリ:歌詞

オススメ作品

クリップボードにコピーしました