まだ蒼い空の色
記憶だけを追い越して
零れそうなあの日を
飲み干してみた

馳せてみた色褪せたそんな日の僕には
鼓動より希望より何より
変われなくて代わりなくて君がいたのに
まだ届かないのかな、僕は

ただ白い指先に
繋ぐ赤は絡まって
千切れそうな想いを
忘れないように

掠れてく歪んでくどうか君の声を
今だけでもいいから教えて
何も無くて変わり果てた此処にいたのに
瞳から消えてゆく、君は

近づいてこんなにも触れてるのに
君だけが遠い、ね

掠れても歪んでもどうか僕の声を
今さらでもいいから憶えて
途切れても霞んでも忘れていないのに
あの日から消えてゆく、誰か

馳せてみた色褪せたそんな日の世界は
鼓動よりも言葉と埋もれて
僕はただ 君とまだ 息を病める前に
心から悦んで、溶けた

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • 作者の氏名を表示して下さい

フェージングワールドと君

応募元:Hydraさん(http://piapro.jp/t/gP5z

閲覧数:214

投稿日:2012/04/09 21:15:45

文字数:345文字

カテゴリ:歌詞

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