君ガ為惜しからざりし命さへ
わが生と引き換えても…

強さを求めて切り捨てた
過去や弱さ蒼く染む
涙の代わりに流した血
尚も絶えず頬伝う

君へと捧げる泡沫の誓い
胸に忍ばせたゆるがぬ決意を
今生きる力へと変えて

君ガ為この身が朽ち果てようとも
今闇に立ち向かわん
剣を手にわたしは戦い続ける
その光護り抜かん

血塗られた大地に一輪の花
舞い上がれ天高く咲き誇らん

善と悪混じるこの世界
真(マコト)の意は己(オノ)にあり
白刃の煌めきはためかせ
戦場の地駆け出さん

虚空に掲げる幾多の御旗よ
何処へと向かうか誰も解らず
ただ情熱の走るままに

風遙か躰を貫くが如し
交差する熱き想い
振り翳しこの今刺し違えるほど
魂のすべてを賭け

荒れ狂う時代に移ろう宿命(サダメ)
繰り返し鮮やかに吹き抜けてく

君へと奏でるとこしえの絆
胸に秘めていた譲れぬ覚悟は
今時空(トキ)の狭間さへ越える

君ガ為この身が朽ち果てようとも
今闇を迎え討たん
剣を手にわたしは戦い続ける
その未来(アス)を護り抜かん

荒れ果てた大地にひとひらの夢
舞い上がれ天高く咲き乱れん

君ガ為惜しからざりし命さへ
わが生と引き換えても
剣を手にわたしは戦い続ける
獣道いざ進まん

満ちてゆく躰に永遠(トワ)なる疵を
刻み込むいつの日か目蓋閉ざす

その時まで…