A
泣くなんて狡いと思ってた
喉の奥が引き攣れるように痛むのも
まぶたの裏が溶けそうなほど熱いのも
全部全部気のせいだって言い聞かせた
吐く息が震えても
視界の縁が滲んでも
泣くなんて狡いと思ってた
B
そばにいたいのにどうして
絡まってしまった心が痛いし
いっそ嫌いになれたら楽なのになんて
考えてしまうのももうたくさんだ
抱きしめさせてもくれないこの距離が
きっと君の出した答えなんだろう?
S
わかってた、わかってたよ
君が僕にわかってほしがってたこと
君の泣いた跡を見つけられなくなって
君が真っ直ぐ僕を見るようになった時から
本当は気づいていたのに
言い出せなくてごめん
先に言わせてごめん
泣かせてやれなくてごめん
何もかもをわかってやれなくて、ごめん
A
泣くなんて狡いと思ってた
心臓が脈打つ度に寒くなるのも
指先が色を失って苦しいのも
全部全部気のせいだって言い聞かせた
呼ぶ声が掠れても
境界線がぼやけても
泣くなんて狡いと思ってた
B
君が好きなのにどうして
絡まってしまった心が無様だ
滑稽なほど君は君でしかないのに
あと何度延命処置を施せば
この恋は息を吹き返してくれる?
ずっと前に泣いた君に触れたいよ
S
わかってた、わかってたよ
君が僕にわかってほしがってたこと
君の笑う声を思い出せなくなって
君が長かった髪を切ってしまった時から
本当に愛していたのに
壊せなくてごめん
強がらせてごめん
君のためだなんて言って
何もかもを君に背負わせて、ごめん
C
最後くらい全部僕のせいにしてさ
泣いてくれたってよかったんだよ
そんな風に君が笑うから
僕は安心して君に背を向けてしまう
さようなら、大好きでした
さようなら、大好きでした
泣くなんて狡いと思ってた
泣くなんて狡いと思ってた
でも、今は
今だけは
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