とっくに溢れてこぼれてしまっていた
サラサラと指の隙間から落ちる星たちは
きっと誰かの心で夜を容易く照らしてる
それがとても愛おしいよでもちょっとごめんね

追いかけることも手を伸ばすこともせずに
優しい風に舞うのをただ眺めていたんだ
目を閉じていてもざわめきでよくわかる
散りばめられた世界のなんと楽しそうなこと

受け止めきれずに抱えきれずに
謝ることも俯くことも許してはくれない
足跡を残せなくなったつま先が向いた空は
霧の向こう側で夜と朝を抱きしめて眠る

たくさんの輝きに不甲斐なさを感じるなんて
悪趣味の極みだって思われるかなアハハ


たどり着けなかった宝島の地図を広げ
ヒラヒラと風でなびいて未知はそのまま
きっと誰かの瞳に朝を爽やかに届けてる
それが今も労しいよだから少しごめんね

考えることも身を整えることもせずに
体に透き通る風をただ流していたんだ
耳塞いでてもこの熱でよくわかる
解き放たれた世界のなんと嬉しそうなこと

飲み込みきれずに集めきれずに
振り向くことも蹲るのも許してはくれない
ため息をつけなくなった唇が触れた海は
虹の向こう側で過去と今を抱き寄せて笑う

きまぐれな鈴の音に悔やんでも仕方ないって
意地悪さ見透かして怒られるかなウフフ


この場所にいる事をいつかのボクは知らなくて
驚かせてしまうんだろうな
この場所を去ることをいつかのキミは知らなくて
忘れさせてしまうんだろうな

憂いの紐で繋がれ実を結ぶ鈴の想いは
鬱蒼と茂るシルシの森で迷うことは無く
身動きの取れない手足をおいてけぼりにして
背伸びしたココロだけ残像みたいに沈む


受け止めきれずに抱えきれずに
謝ることも俯くことも許してはくれない

飲み込みきれずに集めきれずに
振り向くことも蹲るのも許してはくれない

吐き出しきれずに奪いきれずに
逃げ出すことも叫ぶことも許してはくれない

何も出来ないことを認めさせてもくれないんだ


隙を見て誤魔化して伝えきれなかったありがとうを
閉じ込めた小さな鈴の実をあげたいから手を出して
星がこぼれきった寂しそうな手のひらに捧ぐよ
ねぇどんな音がするかなぁ
教えてよ

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  • 非営利目的に限ります

星の種と鈴の実

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投稿日:2022/09/24 15:08:46

文字数:912文字

カテゴリ:歌詞

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