狂う狂う 廻る夜 篝火囲んで 継ぐ鬼ぞ誰
指の間に 君の笑顔捉えて
眩しくて指越しに見つめていた
芋虫のような醜い私隠すように
-現デ逢ヘヌ哀レナ女-
夢の間に 君の腕に抱かれて
「貴方だけのもの」 って
嘯いた空言葉
枕辺越えて指裂き着いた
あの夢見鳥へ
妖しく舞う蝶の彩陽塞ぐ
陰で踊る蚕
君が眩しく笑う為に
私の陰は濃さを強めて
君と手猥む汚れた貴様に
臍を噛み締め
灯り求めて飛び回る
熱く終わらない夢に焦れて
静かに息潜め
光を待つの
~ある日醜女は手籠めの術を僥幸と聞いた~
きゃつは乙女
曰く”垢は穢れない紅で抜いて身欠いてしまえ”
君が見てくれるように唇・眦・頬・瞼に
紅を さす
薄明に冲る狂い赤蛾
ねぇ 素敵でしょう
薄暮に落ちる穴あき蝶
「今宵ノコト シカト覚エテオケ」
手挟むことも出来なかった光が此処に
―貴方は全て 私の全て
アナタがくれた灯り点し 私は繭になる
―貴方がくれた灯りは消え 私は闇になる
「……赦サヌ!」
哀しく落つ蝶の天は曇り翳る
陰でから笑う迷い娘
貴方が明るく笑う度に
私の過去は黒く塗られて
貴方と契る醜い貴様に
口を噛み締め
灯りを求めて這い回る
熱く終わらない闇に焦れて
逆さに身を籠め
光を待つの
漸う出て来た 稚き
劈く声上げ笑い出した
醜い赤子の背中には
胡蝶の姿の傷の痕
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