『君は僕が見えるの？』
『今日は何して遊ぶ？』

壁を一枚隔てた
とても遠い遠い世界
僕の声は届かないけど
今日も窓越しの君に笑いかける
「今日は何して遊ぶ？」

君はまるで
僕が見えているように
笑いかけてくる
きっとそれが間違いと知っていても
僕は笑う何も言わず

君の笑顔をもっと見ていたいな
触れられないけど触れてみたいな
届かないけど手を伸ばす
「誰にも見つかってはいけないよ」
幸せがほしくて君に嘘をつく

壁を一枚隔てた
とても遠い遠い場所
僕の声は届かないけど
今日も窓越しの君は笑いかける
「今日は何して遊ぶ？」

君はまるで
僕が見えているように
話しかけてくる
きっとそれが勘違いと知っていても
僕は笑う何も言えず

君の笑顔をもっとみていたいな
触れられないけど触れてみたいな
届かないけど叫んでみる
「誰にもみつかってはけないよ」
君がほしくて君に嘘をつく

『私のお友達よ！』

初めて届いた君の声
だけど何故？
届かない僕の声
後ろの男は誰？
そこの女は誰？

『誰にも見つかってはいけないよ』
『何で僕の言葉は届かないの？』
『どうして僕が見えないの？』

君のその顔をもっとみていたいな
触れられないけど触れてみようかな
届かないけど掴んでみる
「もう見つかってしまったね」
僕をしらない君に嘘をつく

『だぁれ？』
『僕は君のお友達だよ。』
『お友達？』
『そうだからずっと一緒に居よう。』

早くこっちにおいで
僕が連れてってあげる

ソレハソレハ幸セナ―――………