・嘘染みランジェリ・
不快なリズムに抱き締められたから 当分まだ、サヨナラが言えない
月明かり、透明の下 心臓2つ重ねて揺れた
呼吸に合わせて目を閉じる、ゆらり
叫ぶような、泣き声にも似た声に 絡み付いた銀の糸
未だ降りやまない赤の中で 霧雨に消える私は誰
「退屈で仕方ない」 そばにいるのに そばにいるから
「そんなのどうでもいい」 そう言いたくて そうでもなくて
『なに考えてんの?』 本当の事は 言えそうも無い
「明日の天気とか」 多分どしゃ降り ちょっとズルいな
ほら、簡単な嘘をつくよ。すぐに見抜いてよ。
わざとらしくリング外してよ。
閉じ込めて 部屋の隅、水槽の中
残酷な朝も来ないままで
なんてありえない、解ってる。でも今夜だけは
不快なリズムに抱き締められたから。当分まだ、サヨナラが言えない。
昨日の夜、鎖骨にかかった熱がまだ消えない。
言葉にしても足りないなら、もういっそこのまま…なんてね。
垂れ流す蜜、漂う黒も。何も無い、つまんない。
せめてこの場所くらい私の物にさせてくれたら、どんな夢も見れるから。
私はまた嘘をつく。綺麗な色に染み残す。
ほら、難解な嘘をつくよ。また騙されてよ。
今日もこの部屋で、泳ぎ回る。
いつも目を合わせてはくれない。あぁまた、瞼が緩みだす
臆病で怖がりな私はまた、素っ気無いフリして縋り付いた
閉じ込めて 閉ジ込メテ
閉じ込めて 部屋の隅、水槽の中
残酷な朝も来ないままで
なんてありえない、解ってる。でも今夜だけは
「電気消して」「目は瞑っていて」どうせ私は泣いているから
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