車道際僕らは次の台詞さえも忘れている
降り続く雨の中で合わせる歩幅を気にしながら

濡れた袖を捲る仕草を追いかけて

窓ガラスが弾く雫を一つ指で掬った
瞳は六月の透明な嘘と君を映している


車道際僕らは次の台詞さえも忘れている
華奢な掌の握る見慣れない傘を気にしながら

濡れた靴の鳴らす苛立ちを聞いている

信号機が時を止めてくれると期待する僕は
水たまりに浮かぶ不器用な君への言葉を探している


雨上がりに残る雫を一つ指で掬った
茜色の夕日が透明な嘘と僕らを映している

不器用な僕らの今日を繋いでいる

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レインシューズと君の嘘

じゅみぃと殴り合いしながら書いた(’’

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投稿日:2016/12/31 17:03:33

文字数:256文字

カテゴリ:歌詞

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