夏を讃う蝉達の喧騒が 今日も不愛想に鳴り響く
狭くなった置きざりの部屋の隅で ひとり時の流れを知る
折り目が付いた週刊誌 ほこり被った望遠鏡
大人になった少年の間違い探しさ
消えそうな声が鼓膜の奥で響いて 幻のように何時かの夏が嗤った
透き通る空が瞳の奥で弾けるようだ 綺麗な君を 一つ 二つ 手繰り寄せた
響き渡るノイズ混じりのチャイムに 不意に歳月が巻き戻る
崩れおちた寂し気なバス停と 儚く照らす夜光虫
戻れないって分かってる でも手を伸ばせば帰れそうで
不安定な面影よ 返事をおくれよ
汗ばんだ肌に碧い風が吹き抜けて 誘われるように夢の隙間を泳いだ
水槽の海に浮かんでいる海月のようさ 愛おしくてこのまま消えてもいいや
過ぎ去った日々に蛍の火が焼き付いて 幻のように何時かの夏が笑った
星降る空が巡る季節を繋ぐように 綺麗な君を 一つ 二つ 手繰り寄せた
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