真っ白吐息の寒い朝
たっぷりの干したて毛布でサンドイッチ
遠くから漂うホットバターココアのにおいは
おふとんと私の闘いを邪魔する

冷たい床をぶつくさ言いながら歩いて
湯気の立つマグカップを手に取る
おはようのあいさつ忘れたの何回目かな
おひさまが代わりにしてたよね

今日は何を見つけよう
今日は何に気付くかな

トロッと甘いココアの味も
耳たぶに突き刺さる寒さも
もう私は知っているんだけど
きっと世界にはそれ以外の物も有るはず


クロゼットを引っかき回して
ほんの少しだけよそ行きの準備よ
いつもと変わらないなんて失礼ね
指先をちょっとだけ伸ばしてるの!

霜の降りた葉っぱや枝がとてもキラキラで
うらやましいけれど、寒がりの私には無理
そういうのはあなたたちに任せるわ
早い朝だけの寒がりドレスコード

これからどこに行こうかな
これからなにをしようかな

感じた事のないにおいは引力が有って
私の気持ちをそそのかす小悪魔なんだ
どうしてもって言うのならしかたがない
そうやって私はいつも帰り道を長くする

いくつもの小さなあどべんちゃあ
果てしなく続く足跡を枯葉が隠す
夕日にそっくり真っ赤な頬して
宝物たくさん笑顔でドアを開ける

野菜の染みたスープを平らげて
おやすみまたね
おやすみまたね
明日もきっと宝物

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

Spero per oggi!!!

タイトルは間違えて伊訳したのをそのまま(苦笑
絵本みたいなのがすきです。

閲覧数:1,214

投稿日:2021/03/29 23:37:51

文字数:562文字

カテゴリ:歌詞

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