この左手を 伝わるその音
ずっと隣で鳴り響いている


暗い 暗い
ただただ独り ここで何を待つ?
消える 消える
いつか来る その時を

なぜ なに どうして ぼくは今
ここにいる?
問いかけを聞く 存在も
知らずに

開かれる このまぶたが
日が差したように 感じた
初めて見る光に 思わず
目を隠す

開かれた 瞳の奥
影が差す その真ん中に
すべてがこの時 始まったんだ
この目に 焼き付く 光

君が 降ってきた
手を ぼくを目指して 一直線
それは この暗闇から ぼくを
引き上げる

君の 目を輝かす
その顔見て 初めて知る
ぼくが どんな顔か

それも 昔話
2人で 歩んできた
それはある時 他愛もない誘いで

わかっていた 君との差を
広がってた それは確かに
だから いつからか 君に向けた
羨望を

知らされた "表"の影
告げられた 君の言葉が
ぼくを突き落とす 穴のふちから
伸ばした手は もう…

君が いつか言っていた
"いつまでも"の約束が
この道を 引き裂くなんて
あんまりだろう!?

だから 知ってたいんだ
鏡合わせでも 見えない
背中の傷跡を


受けてきた 君への矢を
捕まえた 君の右手を
離さない この手で
何が何でも 繋ぎとめる

その背を見ないふりはしない
何度でも言ってやる

君が


なんてらしくないや


お前が その右手を
伸ばしてくれた あの時
オレが どんなに嬉しかったか
知らないだろ

雫とこぼした
オレが隣で聴いてきた
その声は ずっと
これからも 鳴り続く
鏡の 鈴の音よ

ライセンス

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  • この作品を改変しないで下さい
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【鏡音レン】鈴の音【オリジナル】/歌詞

閲覧数:49

投稿日:2024/02/14 02:58:24

文字数:673文字

カテゴリ:歌詞

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