海辺のほとりで
私はそっと目を閉じたままで
風光全てのものに囲まれ
祈るようにそのときを待っている
動かないその時計は
愛という海に沈められて
愛して
ただ愛して
もっと深く
静まる海も干上がるくらい
溺れて
傍まで来てと 一人は嫌だと
叫んでいるの
この声が聞こえるのならば
同じよに『ここにいるよ』と
声を上げて
海辺の砂浜
あなたはそっと目を開けてみるの
深海の冷たい水に侵され
求めたのは開放の人魚
動けないこの身体は
海という檻に沈められて
愛して
ただ愛して
もっと深く
静まる海も干上がるほどと
溺れて
傍まで来てと 聞こえてきたの
叫んでいたの
その声が聞こえなければ
こんな風に『愛してるの』と
言えなかった
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